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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 11月17日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門クラスは、CLで東京23区の場所を表現しました。 ここが新宿区、その斜め下に渋谷区、目黒区、世田谷区…。 大田区、品川区、港区、杉並区まで正確に位置を表します。 2人一組でまずは練習しますが、練習中にはNMM(手指以外の動き)を使います。 「ここは渋谷区…世田谷区は…ここ?」と相手に曖昧な事を確認したい時、「そこが世田谷区だとすると、目黒は?」と質問する時、どちらも疑問のNMMを使いますが、首振りや目線、口の尖らせ方に区別が必要です。 音声でのコミュニケーションの時も、この区別は難しい時がありますよね。「ここだよね?」と、質問しているのに、「ふ~ん、そこなんだ」と言われてしまったり。 相手の声色や表情を見れば、疑問形なのはわかるのに、見落としてしまっています。

NA花井盛彦手話教室では、よくある「定型文をひたすら覚える」「質問と答えを繰り返す」「単語を覚える」レッスンではなく、まずは相手と向き合うコミュニケーションを重視しています。 他の教室や講習会、サークルで既に学んだ経歴のある手話学習者さんは、なんとか単語を読み取ろうと必死になってしまい相手をただ凝視したり、口パクで有益な情報があるのではないか?と口元に注視したりしてしまいます。 それだと、相手は「ジーッと見てるけど、この人どうしたんだろう?わかってるのかな?」と不安になりますし、単語を一つでも見逃してしまうとパニックになり全てが台無しになってしまっている時もあります。 NA花井盛彦手話教室で学んでいる生徒さんは、相手の空気感、表情、リズムや間を大切にできているので、相手の伝えたいことが大まかでもわかっている人が多く、頷くタイミングや笑う、驚くのリアクションが正しくできている人が多いので「喋っていて楽しい」とよく言われます。 後半は「簡単」「難しい」「まぁまぁ」を使って会話をしていきました。 感じ方は人それぞれ。これも表情等の読み取りも大切ですね。 今日もお疲れ様でした。

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