こんばんは。まつ吉です。
【NA】入門クラス
今日はリモート、対面各4名ずつの8名でレッスンです。
まずは、数字の勉強からスタートです。
3桁の数字を手話で表現し、空書で答えます。
生徒さん同士で一通り行い、空書、手話に慣れていきます。その後は、空書で3桁の数字を出題し、手話で答えていきます。
数字の勉強ではありますが、空書を取り入れることで、空間認識力のトレーニングも行います。
「空書は難しいな」と感じる方も多いと思いますが、見る人は、空書で書かれた文字は鏡文字になり、左右反転したものを見てるいるから。
見た文字を頭の中で回転させて、何の文字なのか認識するには、「頭を柔軟にする」必要があるのです。
聴者の人たちは、空書を日常生活で使うことはほとんどありません。とにかく慣れ事が必要。入門クラスでは空書を念入りに勉強します。
漢字1文字を空書で出題し、空書で答えていきます。数字の時は比較的スムーズに読み取れますが、漢字や文字になると分からない人が多くなります。
想像力、頭を柔軟にして相手の漢字を見いく事が大切。とにかく、沢山練習をして慣れて行くしかありません。
その後は、手話の単語を勉強。
「簡単、悩む、嬉しい、面白い、お金持ち」など
手話単語の意味を知っている生徒さんが、意味を知らない生徒さんに説明をしていきます。
「簡単」という手話では、「料理とカップラーメン」を例に説明をしました。
・料理は、時間も長く大変
・カップラーメンは、お湯を注いで3分で完成
入門コースの生徒さんは、手話学習経験が初めての方も多くいます。手話だけの説明になってしまうと、分からない事だらけになってしまい、意味が伝わらなくなってしまいます。
説明は、短くシンプルに。かつ、工夫をしながら相手に伝えていきます。
花井先生の「簡単」の説明では、テストを例に。
・簡単なテストはすらすら解ける
→表情は、明るく、すらすら解いた時の気持ち良い顔
・難しいテストは、手が止まる
→表情は眉間にシワ。顔も傾げたりしています
表情、動きで違いを表現していきます。
シンプル過ぎても伝わらないし、長過ぎても分からない。多くの情報が入れば入るほど混乱したり、分からなくなります。「ポイント」を掴んで説明することが大切です。
また、答える方もイメージ、想像力を働かせて考える事が大切。最初は空書で答えていましたが、最後は手話で分からない所を質問したり、答えの単語を自分なりに例文を作って答えていきました。
今週もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!!
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