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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 12月19日(土)

こんばんは。まつ吉です。


本日は、数字の勉強からスタートです。

一万の位を手話で表現。

指名された人は空書で答えます。

皆さん、空書はだいぶ慣れてきてスムーズに。


皆さん、数字で間違えやすいのが

千の位と百の位の表現。


◆百の場合

人差し指を伸ばし、指先は左の方向にし、

指を上に一回上げる。(指全体ではなく、指先を上に上げる)


◆千の場合

人差し指を伸ばし、指先は左の方向にし、

手全体を下に二回下げる。


考えながら数字を表現すると、とってもゆっくりになってしまいます。

体が覚えるくらい、沢山練習できるといいですね。


数字の勉強を終えて、次は空書の勉強です。

漢字1文字を空書で書き、空書で答えます。

文字の大きさ、位置、速さ様々な所を意識をして表現する事がポイントです。


その後は、単語の勉強。

「優しい、厳しい、悪い、良い、素晴らしい(立派)、一筋(一途)」の単語を勉強。


単語を知らない生徒さんに、身振りで説明。

入門コースなので、手話で表現するよりは

「単語が持つイメージ」を意識して説明します。


例えば「優しい」という単語。

私/ 旦那/ 優しい

と説明しますが、「旦那」という単語をまだ学習してないと何の話をしているか分かりません。


『単語の持つ意味をイメージで伝える』

これを意識するために「手話は禁止!」というルールを設け再度スタート。


単語のイメージを身振りで表現。

そうする事で、手話が分からない人も単語の意味を掴んでいきます。


◆優しい

荷物を持っているおばあちゃんを見つけ、その荷物を持つ

食べ物を分けてくれる


◆悪い

泥棒が引き出しの中から金品を持ち出す


◆素晴らしい

子供達にお金を寄付

家族のために毎日毎日ご飯を作るお母さん


◆一筋

仕事一筋40年

好きな人一筋


◆厳しい

親が厳しい(言葉遣い、食べ方)

学校の先生の厳しい指導


それぞれ、イメージを伝えるために身振りで表現していきます。説明を受け答える人は、単語を答えるだけではなく、その単語を使った文章を考え答えていきます。


途中、使い方が間違っていたりした場合は、先生から修正が入ります。


例えば「悪い」という単語。

「身体/ 悪い」と表現する生徒さんがいました。

普段の会話でよく使う日本語ですが、日本語対応手話の表現だから、「身体/ 気持ち悪い」の方が合う!と先生から修正がありました。

※気持ち悪いは、人差し指〜小指の4本の指を背合わせにして、胸の前で上下に擦ります。


日本手話を勉強する上で大切なことは、私たちが普段使う日本語を捨て、新しい言語として学ぶことです。また、NA花井手話教室では、ただ単に単語を教えてもらい覚えるという勉強ではなく、自分で考え工夫する事を実践する場でもあります。


本日で、土曜入門コースが最終日になります。

3か月間、手話の勉強を通じて「想像力、工夫、挑戦することが大切」を学び実践してきた生徒さん。一人一人スピードは違いますが上達していると私からも分かります。


3か月間、お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

読んでいただいてありがとうございます!!


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