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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 5月2日(土)

こんばんは。まつ吉です。


GWに入り、急に気温が高くなりましたね。今日も天気が良く暑い日でした。

オンラインレッスンなので、それぞれの家で授業を受けますが、エアコンをつけている人、サーキュレーターを付けている人、暑くても我慢してる人…みんなそれぞれでしたが、先生は暑くなく「ちょうどいい」と!

この「ちょうどいい」という表現が分からない生徒さんがいたので、この単語から勉強がスタートしました。


辛い食べ物、1人は辛いけど、もう1人は丁度良い

コーヒーに砂糖を1つ入れると、甘さが丁度良い

オンラインレッスンの時間が1時間、丁度いい?短い?

という例文が出て、分かった様子でしたので次の話に進んでいきます。

イタリア人はカフェラテに砂糖を3つ入れるのが普通らしい。という話の中で、「イタリア」が分からない生徒さんがいました。

再び、イタリアの説明をしていきます。

パスタが有名な場所、ピザが有名な場所と説明しますが、更に説明が必要な様子。

相手が理解しているかどうか確認しながら説明をしていきます。まず、場所の話をしていることを理解してもらいます。日本ではなく、外国。パスタやピザの場所と説明して「イタリア」という事が分かりました。


短時間で、的確に分かり易く教える方法とは?

正しい手話で説明する事はもちろんですが、時間が長くなったり、ズレが生じやすいです。また、手話で説明するときには、話の組み立てを考えるなどの工夫やコツが必要です。(全ての話に必要ですが…)そのため、CLを用いて説明すると的確に相手に伝えられます。

イタリアの国旗をCLで説明すると、分かり易いし、ズレが生じにくいです。


また、教えてもらう側も気をつけるポイントがあります。受け身ではなく、自分からも積極的に理解しているを伝えていく事が大切です。「分かった」という一言ではなくて、例文を作り、使い方が合っているかどうかの確認をする事も大切です。


本日はイタリア以外に、中国、韓国、マカオ、ベトナムなどの外国、東京23区の表現の勉強をしました。


NA花井手話教室では、分からない単語や表現があった場合、直ぐには教えません。まずは自分たちで考えます。分かる人は、分からない人に説明をしていきます。『分かり易く相手に伝える』これがとっても大切になります。相手のレベルも様々。その人に合わせて工夫し伝えることの難しさ…。また、教えてもらう側も、ただ教えてもらうのではなく、自分の読み取りが正しいのかを自分でも確認しながら勉強をしていきます。そうすることで、話のズレを防いだり、コミュニケーションの取り方の練習(頷き、反応、正しければOKと表現したり…)にもなります。


分からないと黙ってしまうけれど、間違いを恐れず積極的に発言していくことも手話上達の方法ですね。頑張って行きましょう。

読んでいただいてありがとうございます!

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