こんばんは。まつ吉です。
【NA】入門(対面レッスン)
今日は、手話の表現方法とコミュニケーション方法について勉強しました。
オンラインレッスン受講の生徒さんの飼い犬の話から、「今まで動物を飼ったことある?」という話になりました。
ある生徒さんの猫の話になりました。
去年、その猫が亡くなったのですが、亡くなる前の様子を話してくださいました。
その猫は19歳で天国に旅立ちましたが、亡くなる前は年齢もあり、歩くのもままならずご飯も上手く食べれませんでした。動物病院に何度も行き、薬をもらったり、点滴の処置をしていたけれど、その猫の苦しそうな様子を見ていると心苦しくなり、病院はやめてお家で過ごすことを決めました。生徒さんは、食べ物を細かくしたり、スポイトで食べ物を食べさせたりと色々と工夫をしたようですが、最期は、静かに、ゆっくりと目を閉じて天国へと旅立ったという悲しいお話でした。
このお話を、自然に分かりやすく表現するにはどうしたらいいのか?話をする人も表情、手の使い方、表情の切り替え等意識して話していきます。また、話を見ている方も、表情が曖昧だったり間違っていたりしたら声をかけていきます。
まず、猫が弱って歩いている時の表現です。
猫が自分で歩いているのか、抱きかかえられて歩いているのかが曖昧でした。猫がヨロヨロとゆっくり歩く様子を手で表し、辛そうな表情で猫の様子を表していきます。
また、その猫を抱きかかえる時も、辛そうな猫を見つけ抱きかかえる様子も伝えていきます。
表情の変化、動き、一つ一つしっかりと表現していかないと、誰の事を表しているのか分からなくなります。
次に、猫が上手く食べれない時の表現です。
食べ方が汚いのか、力がなく食べ物が噛みきれず中にに入らないのか、一つ一つ確認しながら練習していきました。この時「食べ物が口の中に入らず横からポロポロとこぼれてしまう」という表現だったのですが、食べ物の溢れるスピード、猫の表情が「食べ物を噛んだ時に、勢い余って横から食べ物が跳ねてしまう。」という元気な猫が勢いよくご飯を食べて周りに食べ物が散らかる様子になってしまう様子になってしまいました。
(そうゆう猫に見えてしまうよ!と指摘が入りました)一つ一つの表現を丁寧に分かりやすくする事が大切です。
その後も、まだまだ練習は続きました。
「猫を病院に連れていき、点滴を打ってもらいます。呼吸するのも辛そうな猫を見て、家で面倒みる事を決める。」という内容です。
「点滴」の表現が分からない生徒さんもいました。聞き手の表情を見て、分からなそうな反応だったら確認をします。もちろん、聞き手側も自分から伝えることが大切ですが、どう聞いていいのか、聞きたいけど手話が分からないと止まってしまうこともあります。その時は、分かる人が分からない人に合わせ、その人の答えを導き出せるように工夫することが大切です。
ただ一方的に話すのではなく、目と目を合わせ確認し合いながら会話することが大事です。
また、単語を並べて手話表現をするのではなく、表情、動き、スピードと相手に伝わるように一つ一つしっかりと分かりやすく表現する事がポイントになります。
今日は、表現、コミュニケーションの猛特訓でした。諦めずに行う事で少しずつ上達してきます。
今日もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!
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