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NA花井盛彦手話教室【NA】入門 9月18日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門クラスは、「日本語と日本手話の違い」や「文化」についてです。

みなさん、指文字は得意ですか?

聴こえる、聴こえないに関わらず、苦手な人が多いのではないでしょうか?

先日、仕事で知り合ったろうの女性も「指文字が苦手」と言っていました。

この「苦手」。聴とろうでは意味が違います。 聴者は、早さについていけずに苦手な人が多いのに対し、ろう者は日本語の意味の解釈に迷い、苦手な人が多いようです。


ろうの中でも得意、不得意はありますが、決して「苦手ならゆっくりやってあげよう」とだけ思わずに、何が苦手なのか?を知るのが大切です。


他にも、日本語でよく使う「みずくさい」それを「水/臭い(におう)」と手話で伝えても「え?くさいの?なんで?」と思いますし、「腹黒い」も「お腹?汚れてる?何もついてないよ」と思うろう者は多い様です。他にも「猫をかぶる」「足が出る」なども、そのままの単語を伝えても、意味が通じない事が多くあります。

「クビ(解雇)」の意味や受け取り方も、聴が言われると人生の一大事の様に感じますが、ろうの使い方は幅広く、わりと気軽に使う(冗談混じりにも)そうです。

話してみると、お互いの考え方や文化は色々違いますよね。

でも、これって話してみなければ、わからないことも多いです。伝わらないことを恐れて頷いているだけでは、何も始まりません。間違えてもどんどん質問や発言をしていきましょう。


ズレは花井先生が気付かせてくれますし、NA花井盛彦手話教室なら、みんなもズレに気付く力や修正する方法が必ず身に付いていきます。

異文化の面白さとは「他者を知り、自我を知る。」 色んな人を理解することで自分自身を振り返り、自分を知ることで視野が広がる。生徒さんが「手話を習って、世界が広がりました」と言ってくださいますが、そういった文化の違いに触れることも、自分を成長させる術なのかもしれませんね。

今週で今期は最後でした。また来期でお会いしましょう!

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