こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】入門クラスは、発表会の練習です。 「金の斧」 他の童話は手話と演技とがメインなのに対して、金の斧はキャスティングを決めずに手話やCLで伝えていきます。 二人一組で練習しました。 最初は「山々」が平たく小さく見えていましたが、二人一組で相手に見られている事により、どんどん上達し、山らしくなっていきます。 自分の胸元から出発した「人」が、木を切って倒して、次の木に移る時に、また自分の胸元から出発してしまいました。 そうすると、二人いるようにも見えますし、ワープ??と不自然にも見えます。何気ない動きも、きちんと直していきます。 日本手話は位置や方向が大切なのはもちろん、リズムやテンポも大切です。 そもそも日本手話って?と思う人もいるかもしれません。日本手話は、日本語の文法や構成とは大きく異なり、その語彙数は4,000~5,000語と言われています。 位置関係や手指の動きや大きさ、速度、視線の向き、表情などを含めた連続的な動きにより日本語における助詞や助動詞、副詞、形容詞などの要素も表現でき、かなり複雑な内容も伝達することができます。 日本手話は難しいですが、日本語対応手話では賄いきれないコミュニケーション手段と言えますよね。 発表会の練習は、参加するしないに関わらず、全員が練習します。 この練習により学ぶことは、表現力だったり、リズムやテンポ、距離や方向、位置…色んな事を頭と身体で掴んでいきます。 目標は「発表会の成功」ではなく、あくまで「手話の上達」 発表会後は、ベテランさんも初心者さんも、本当に手話も対応力もコミュニケーション能力も上達します。 今日もお疲れ様でした。
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