こんばんは、スタッフの西島です。
今日の対面【NA】入門クラスは、空書で目を慣らしたら、国名を覚えます。
まず、花井先生が空書で国名を書き、手話を教えてもらう前にその国のイメージを生徒さんに答えてもらいます。
花井先生は、全クラス共通して「イメージ、想像力」を磨く訓練をします。
ある生徒さんが、以前「地域の講習会に楽しく通っていたけど、2年目になったらイメージをしなさいと言われた。具体的にどうしたら良いのかわからない」と言っていました。
何もないところから、イメージして!手話はイメージが大切だよ!と言われても、どうしたら良いかわからないですよね。
NA花井盛彦手話教室では、イメージしたものを視覚化していきます。イメージとは、そこに無いものを心(脳内)で思い描く事をいいます。
視覚化とは、一般的にはイメージを頭の中ではっきりと思い描くこととされています。
たとえば“犬”を思い浮かべた時に、犬という文字ではなく、実際の犬のイメージをはっきりと脳内に思い描きます。それは人によって犬種は色々ですよね。 もう少しイメージを発展させていくと、脳内でその犬が動いたりするだけでなく、実際ににおいがするような気になったり、犬の心理(喜んでる、悲しんでる)を思い描いたり、あるいは犬の鳴き声が聞こえているような状態にしていきます。
指文字や一般的な手話単語だと「犬」は伝えられても「どんな犬」なのかはわからないので、共通した「犬」を思い描く事はできません。自分がイメージ、視覚化したものを相手に工夫して伝える事と、相手はそれをまたイメージしたり、想像したりする事、それこそが手話における大切なことだと思います。
レッスンでは「それはどんなイメージ?」を聞いていきます。
アメリカは自由の女神やハンバーガー。
イタリアはピザ、チーズ、ピサの斜塔、女性にサービス精神旺盛なイタリア男性。
韓国はキムチ、恋愛が重い、焼肉。
イギリスは紅茶、赤い制服の兵隊さん。
どんどん出てきます。
次は花井先生が絵を途中まで書きますので、それを当ててもらいます。
「間違えたって構わない」の言葉に励まされ、丸を2個書いただけで「ハイッ、車!」丸とヒゲを一本書いただけで「ハイッ、ドラえもん」と大正解です。
今期から手話を始めたばかりの生徒さんが多いこのクラス。苦手な空書も今日はスムーズですし、何より想像力が素晴らしい。楽しく終了です。
10月〜12月期も体験レッスン受付中です!
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