こんばんは。かなへびです。
今日の【NA】初級クラスは教室から5分ほど歩いたところにあるおしゃれなカフェで
課外授業になりました。
テーマは「足に見立てた2本の指を使って表現する」です。
スキーのジャンプ、陸上の幅跳び、高跳びの様子などが例にあげられましたが
街中にはもっと色々表現出来るものがあります。
お店に向かう途中の道でもコインパーキングや自転車置き場、居酒屋の座席の様子・・
日常生活の様子をあげるときりがありません。
カフェでも
ブランコに乗る親子、ジェットコースター、プロレスのロープを使った空中技など
表情と2本の指だけで表現していきました。
言葉で表現するより一瞬でその情景が頭に浮かんで臨場感を感じられわくわくしますね。
その後は両手を使わず片手だけでの会話に挑戦です。
考えて見れば両手が塞がっている時だってありますよね?
そんな時聾者は表情だけでも会話出来るそうです。なんなら足も使っちゃうみたい。
生徒さんの中に地域の手話講習会経験者が複数いらっしゃったのでその話になりました。
地域によって多少の違いはあると思いますが
講習会ではテキスト見たりDVDを流しながら勉強するとの事。
単語や決められた例文を予習して発表したりメモを取ったりするそうです。
声を出しながら手話表現する事も多いという事でした。
勉強方法の違いには驚かされますね。
人それぞれ勉強方法には違いがありますし相性もあると思いますが、
NA花井盛彦手話教室では実践あるのみ。テキストも声も無しです。
手話単語を知らなくても、工夫しイメージを膨らませてそのまま手を動かして表現してみる。
拙い表現でも花井先生には伝わるんです。
その視野の広さにはいつも驚かされます。そしてわかりやすい表現を教えて下さいます。
こういった学習を繰り返すことで
単語や日本語に拘らない表現力が短期間で身についていくのだと思いました。
リラックスした空間の中で、美味しいケーキとお茶を楽しみながら手話を学ぶ事が出来た時間でした。
帰り道、ケンケンパや大縄跳びも指2本で表現できるなーなんて考えて嬉しくなりました。 復習する事も楽しくなる、そんなレッスンです。