こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】初級クラスは、「イジメの問題」についてです。 某有名芸能事務所のセクハラ、パワハラ問題。 ろう学校も小学生〜高校生までが同じ学内にいるので、上級生が下級生にイジメを行うことが多いんだとか…。 イジメについて、各々が思うことを話していきますが、日本人にありがちな「一人が話し、終わるまで静かに待って、終わったら次の人が話す」または「一人が話す内容でわからない事があったら、○○って何?ともう一人が質問をするだけ」等、なかなか活発な討論になりません。 例えば「いじめっ子が、明日にはいじめられっ子になっている事とかよくあるよね。私が子どもの時に男の子のグループが2つあって、そのグループのリーダーがいたんだけど」 と、一生懸命話しているのを最後まで頷くだけで聞いているよりも、「リーダーはそれぞれに一人づついたの?」と質問したり、「この単語って…〇〇って意味?」と曖昧なところを質問するだけでなく、自分の思うことも入れつつ明確にしたりするだけで、お互いがわかりやすく、気持ち良く進んでいきます。

テーマを変えて「犬」になりました。 「好き?」や「飼ってる?」等のクローズド・クエスチョン(ハイかイイエで終わる)のみで次に進むのではなく、「何で嫌いなの?」「子供の頃に噛まれた」から話しは進みますし、次のテーマの「銀行」では、「何銀行?」だけでなく「合併した話し」や「24時間ATMが使える」等に発展させる事も可能ですね。 人は「意味のない話」はしてはいけないと思い過ぎなんだそうです。 意味や相手のことを考え過ぎて、お互いが苦痛の沈黙の時間を作ってしまったり、手話の上達に影響が出てはもったいないですよね。 他愛ない話しを興味深く、面白おかしく話せると手話の上達はもちろん、コミュニケーションは本当に楽しくなりますし、日常生活に潤いが出ると言っても過言ではないかもしれません。 話し上手と聞き上手、両方の練習にもなるレッスンでした。 今日もお疲れ様でした。

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