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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 11月15日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】初級クラスはCLです。 手話は、手話で話した方が伝わりやすい時、身振り手振りを交えた方がいい時、CLを使った方がいい時があります。 今日のテーマはCLなのでCLを使うと良い話題を出していきましょう。 例えば「マジック」 並べた3つの箱に人が入っているのに、箱がバラバラになったり、頭と足しかない!なんてマジックを手を使って表現します。 「けん玉」 10連けん玉を表現しますが、剣先に10個をまとめて入れるのか?皿に入れるのか?で凄さが変わってきます。 CLを見ていると皿の様です。 「運動会」 障害物競走等は、目の前だけしかスペースを使っていないのに、CLで表現するとスケールが大きく感じます。

私は、最近CLの大切さを身をもって感じました。 友人の病院のお手伝いに行った時です。ろうの患者さんに、実際にCLを使ってみると本当にスムーズ! 私は患者さんの隣に立ち、患者さんと医師は向かい合っていて、私は医師に診察の時の器具を数種類、必要なものを選んで猛スピードで渡すので、手話をするには診察をいちいち止めなければいけません。 顔の角度や向きも診察内容によって変えてもらう必要があります。「顎を引いて」「顔を上げて」「少し右を向いて」「口を開けて」今までは、この説明をするのが大変で、「ちょっと失礼!頭を触りますよ」と心で思っていても、何も言わずに頭を持って勝手に角度を変えていましたが、やられている方は怖いですよね。そして失礼ですよね。 患者さんの視界に入る位置で拳を顔に見立てて、その都度動かすと、診察の流れを止めず、患者さんの意思で全ての動作をスムーズにできました。 普段は、筆談で診察を受けていて、1時間くらいかかってしまうそうです。今日は10分もかからなかった上に、他のスタッフが「あの患者さんが笑ってるの初めて見た」とビックリしていました。 こんな風に「手話を使うチャンス」がない人も、いつそのチャンスが来るかはわかりませんし、何より手話から学ぶコミュニケーションは他でも絶対に役に立つと思います。 一緒に楽しく頑張っていきましょう。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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