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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 11月22日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】初級クラスは、ろう文化です。 ろう者に補聴器が必要ない理由は? 人それぞれですが、つけない方が楽だとよく聞きます。 暑い、痒くなる、面倒、音がわかっても聞き取りができない、音がわかるから逆に注意力散漫になる…等が出ました。 補聴器や人工内耳は、完璧ではないため、大人になってからの失聴には有効な事はあっても、生まれつきや脳による音の処理の仕組みが確立できていない子供の頃に失聴したケースだと、音がする事がストレスになる場合もあるそうです。 手話は言語と認められている時代。目が見えにくくて眼鏡をかけるように、補聴器を…ではなくて、眼鏡をかけるように「日本手話」という言語を獲得する選択肢があります。 ろう者が文章が苦手なのはなぜ? 本をよく読んで文章が得意なろう者はもちろんたくさんいます。 聴者は意識しなくても耳から色んな言葉や文章が入ってくるのに対して、ろう者は本を読んだり、意識して勉強しなくては日本語文章が入って来ない事が多いですね。 また、家族や教師がコミュニケーションが不十分(手話ができない、ろう文化を理解していない)というケースも多くあると思います。

ろう文化とは? 呼ぶ時に肩を叩く…が出ました。肩を叩く、視界に入る様にする、足でドンドンと振動を起こす。人によっては「触られて不快」「覗き込まれて不快」と思う事もあるので「どうしたらいい?」と聞くことが大切ですね。 「ごめんなさい(すみません)」と「ありがとう」の区別も文化が違います。 物を貰って謝る事に違和感を感じるそうです。 指さしも失礼ではありません。「どうぞ(発言してください)」の時には手全体を使って相手をさし、「あなた」の時には一本の指でさします。 文化は国だけでなく、地域でも、家庭でも違うことがありますよね。 相手の事を知り、自分との違いを学んで尊重していく事が大切です。 今日もお疲れ様でした。

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