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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 12月5日(土)

こんばんは。まつ吉です。


【NA】初級クラス

本日のレッスンは「コミュニケーションの取り方」です。 「本のタイトルが「脳男」と書いてあったら、気にならない?興味ない?」という質問に対し 生徒さんみんなが無反応でした。 何故、無反応になってしまったかというと、 「脳男って何だろう?」「知らない」「分からない」が優先してしまい黙り込んでしまったから。 何か話しかけて、相手が無反応… 話しかけた人は、モヤモヤしますよね。 そのため、『コミュニケーションの取り方』を勉強することになりました。 先ほどの話になりますが、「脳男」と聞いたら 「おっ?!何だ?」みたいになりませんか? 「えっ?脳男?何それ?気になるなあ…」 「それって、●●なのー?」とか「脳みそに男が住んでるのー?」とか、相手の反応があり、会話がポンポンと弾むはず… 会話が弾むように練習をします。 練習内容は、先生からお題が出され、二人で会話を盛り上げていく! 二人が盛り上がるように『質問の方法、反応』を意識して工夫をします。 一人がずっと話してもダメ。 相手が何か言ってくれるのを待っているのもダメ。とにかく二人で話をしていきます。 ある二人組には「車」のお題が出されました。 明らかに車に興味がない二人…。 大きい車と、小さい車どっちが好き? 小さい方が好き。 形は?など… 話を続けますが、会話は盛り上がりません! むしろ、二人で悩んでしまいました。 内容を変えて再チャレンジします。 「この前、テレビで車がロボットに変身するのを見たの。」 車からロボットに変身する様子を説明したのですが、曖昧な表現だったため相手も何の話しているか分からない。同じことを繰り返し話しますが、同じ事を繰り返しているだけなので、結局分からず。 途中で先生が、話し相手に変わります。 先生 「黄色や青のロボットみたいに、車から変身するやつ?」 生徒 「そう。そう。本当に変わったの!」 先生 「歩くの?」 生徒 「いや、歩いてない。変身だけ。まだ、改良中みたい。」 というように話が進みました。 会話を盛り上げるためには、発言者の話の構成、表現も重要です。 また、分からない事が出てくれば、質問したり、確認したりして進めて行くことも大切です。 そして、相手の言おうとしている事に気付く事も、会話を進める上で重要なポイントになる事を勉強しました。 自分に興味のない、もしくは、分からない話題が出てきた時にも、工夫次第で話は盛り上がります。 どちらかが、一方的に話すだけでも成り立たない また、話をずっと聞いて黙り込んでいるのも成り立たない。お互いが歩み寄り、工夫する事でお互いが気持ち良くなるような会話ができるのです。 今週もお疲れ様でした。

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