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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 4月22日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】初級クラスは、空書からスタートしました。


基本的に空書は「見たまま」を描くので、平仮名、カタカナ、漢字、数字、アルファベット全てが混ざっていても見て取れる力が必要です。


東京タワー、4月22日、HGガンプラ、累計140万ポイント


ここで「累計」って手話で表すとなに?と話していきました。


「一つ一つを合わせたもの?」

それだと小計や合計との違いがわかりません。

2つ以上のものをまとめるときは「小計」「合計」、合計を足していき「総計」、順を追って計算する集計を「累計」というそうです。


なので「今まで」という単語が出ました。

「今までの部分(これも何かを足したもの)、部分を重ねていく」

次は「次第」とは?


これは、前後の文脈でだいぶ意味が違ってきますが、この単語だけで検索するなら「順序」の手話になります。


「式次第」は式の順序なので、これでOKですが


「この世は金次第」

「成長はあなた次第」

「イベントが成功するかは天気次第」

「戦争が終わるかどうかは国のトップ次第」


この場合は「次第」の単語は使わずに、主となる人や物を指さしすると意味がわかります。


「成長、頷き、あなた、指さし」


単語ばかりに拘らずに柔軟に考えることでコミュニケーションはスムーズになりますね。


「確定」と「確保」の違いの話も出ました。

どちらも「決まった、押さえた」事を意味しますが、「新幹線の席、確定したよ」と「確保したよ」では伝わるニュアンスが違ってきます。


日本語も奥が深く、明確な決まりよりもイメージやニュアンスを重視してチョイスしている事が多いですよね。

日本手話もあまり固く考えすぎずにイメージとニュアンスを感じ取る事も重要です。それには「良い講師、良い先輩」が必要ですね。


今日もお疲れさまでした。

読んでいただいてありがとうございます!


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