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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 5月2日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】初級クラスは、ショートフィルムです。 「一石二鳥」 二人一組でその内容について話していきます。 「その手話教室は、手話の勉強だけじゃない。人生の勉強にもなる」 「人生」の単語の後に「付き」という単語を使っています。 拳に反対の掌を被せる様に動かします。 「飲み物つける?」 「このTVはDVDプレーヤーがついてる」 なんてときに使いますね。 「コーヒーに砂糖つける?」の時はどうでしょう?これは、「コーヒーに砂糖必要?」の方が良いね、なんて話にもなりました。 カフェのスタッフ同士の会話で「このコーヒーには砂糖とミルク、スプーンをつけてお客様に出すんだよ」なんて会話のときには「つける」がいいのかもしれませんね。 また、ショートフィルムの中では「一、石、二、鳥」ではなく「石、一、鳥、二」の語順も説明されていますね。日本語と日本手話の語順の違いにも注意が必要です。 「お得」を2回、時間差で表現しているところもポイントです。

動画を見ていると「鳥?鳥の話?オレ、鳥好きなんだよね、行こう!」と話が逸れていくのが面白いのですが、コレはよくありますよね。読み取った単語だけで会話をすると、大抵こうなってしまいますね。 他に「ダンスの応援」「手を焼く」の話を深掘りしました。 ことわざや慣用句、四字熟語は、聴者で聞き慣れない人、知らない人も結構いますよね。意味を反対に勘違いしていたり、違った使い方をしてしまうと恥ずかしいと感じます。 私は最初「ろう者にことわざや慣用句は伝わりにくい」=「言葉を知らない」と言っている様で、文章にするのに抵抗がありました。聴者だって、ろう者だって知ってる人はいるし、知らない人は知らないし…なんじゃないのかな?と。 ですが、ある人に「ことわざや慣用句の様な、いわゆる【言葉遊び】は、目の人のろう者には【知らない(無知)】なんじゃなくて【必要ない】なんじゃないかな?」と言われ、目から鱗でした。 言葉や単語で遊ぶという概念、文化自体の違いがある事を、すっかり置いてきてしまった様です。日本語で表現することわざや慣用句、日本手話だったら?と考えて、ズレをなくしていきたいですね。 今日もお疲れ様でした。


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