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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 6月15日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】初級クラスは、想像力です。


ろう2人が食事を終えて歩いていると、聴の友人に会いました。「2人とも、ご飯食べた?」

一人は「うん」一人は「食べてない」

何故でしょう?


「食べる」はお茶碗とお箸を持つ表現をしますね。

「食事全般」だと解釈するろうもいれば、「お茶碗によそられたお米は食べてない」と解釈するろうもいるとか。

ろう文化…というよりも、「自分の常識は他人の非常識」に当たるかもしれません。

少し話がズレるかもしれませんが、自分の中では当たり前だと思っている事は、他の人からみたら異常…なんて事、たくさんあります。育った環境、出会った人達に左右されて、人それぞれの考え方や価値観がある。だから、自分の価値観の押し付けになっていないかな?と考えなければいけませんよね。自分の常識と違う度に「はぁ?何言ってんの?普通はさ…」と言い出してしまったら、途端に窮屈になり、人付き合いが億劫になりそうですよね。

自分の常識を疑って、相手を思いやる。その気持ちが大切だなと思います。


次はヒントから想像し、そのものを当てていきます。

①「2つの丸、楽、坂道がキツイ」

②「猫が苦手、混んでる、女性や子どもは大好き」

③「丸、女性、緑」

皆さん、わかりますか?

①自転車

②ディズニー

③スタバ

他にもたくさんの問題が出題されました。

桃太郎の説明を「桃、川、鬼」とズバリとヒントを出すのではなく、「高齢者、包丁、今は洗濯機」など微妙なところを出題するのがポイント。硬い頭が少しづつ柔らかくなっていきます。


今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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