top of page
  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 7月11日(土)

こんばんは。まつ吉です。


今日から、初級コースの対面でのレッスンが始まりました。

今日の授業は「違う立場で物事を見る」を勉強しました。


例えとして、サッカー選手の本田圭佑選手の話が挙がりました。

彼は、日本だけではなくブラジル、オランダ、ロシアなど様々な国でサッカーをしてきましたが

彼が「日本を離れたからこそ、日本の良さを感じられた」事があったようです。

それは、新型コロナウィルス感染拡大の国(政治)の動き方や政治家から感じたようです。


今もなお、世界中で猛威を振るっているコロナウィルスですが、感染が始まり各国では様々な対策がなされました。「ロックダウン、現金の給付金、食材の支給など」素早い判断と対策を直ぐに実施している国もあれば、不十分な対策で感染者が増加している国もあります。

本田選手がいるブラジルでは、政治家がお金を騙し取ったり(でも、嘘が上手ではなくてバレてしまうとか)、コロナウィルスの感染対策もきちんとされていないため、今、感染者が急増しています。一方、日本の政府はというと、世界からは日本政府の決断が遅いと思われていますが、本田選手は「日本はまだマシ」と言っていたようです。

彼が日本を離れ異国の地で実際に生活をし様々な物を見ているからこそ、日本の良い所が見えたのですね。


この話から、「日本を離れて気付いたこと(日本にいる時は気づかなかった事)」の話になりました。海外で奮闘する日本人の美容師を例に、

「海外で美容師をしたら何が大変なのか?日本と何が違うのか?」ということを考えていきます。


まずは、中東で働く美容師です。

日本では年収1000万以上のたカリスマ的な存在。今も、中東で美容師として挑戦し続けているようですが、彼が中東で苦労した事は何だったのでしょう?

先ずは、みんなで考えてきますが…環境の違いに苦労したようです。


中東では、散髪代が50円〜60円。また、外(道)で髪を切る事が多く、水も不十分なためシャワーの勢いはチョロチョロという程度。

日本では、理容室、美容室と金額は違いますが約三千円〜数万円と金額も高く、綺麗な建物で髪を切ります。

金額、立地…環境があまりにも違いすぎるため苦労しましたが、「値段設定は五千〜六千円にし、建物を借り、ターゲットはお金持ち」と決めて事業を展開しています。


次は韓国で働く美容師の話です。

日本人は彼女一人だけで、従業員は全て韓国人。彼女が韓国で苦労した事は、美意識の違いでした。


韓国と日本の「美意識」が違うため、苦労したようです。例えば「前髪」を例にあげますが、韓国では、フワッとして自然な仕上がりのスタイルが多く、綺麗な印象を与えるスタイルを好みます。日本では、前髪は下ろすスタイルが多く、可愛い印象を与えるスタイルを好みます。

また、日本の美容室の技術が高いため美容師に髪型を全てお任せするという人が多く、初めはお客様からクレームも多く苦労しましたが、今は、韓国人のスタイルも分かり韓国で活躍されています。


今回の授業では、環境、文化など様々な観点から物事をみて考えるということを勉強しました。

日本では当たり前の事が、海外では違うこともありますし、逆も然り。


手話も同じで、ろうの世界やろう文化、聴の世界…それぞれの立場や環境、文化が違います。

1つの視点からだけで考えるのではなく、様々な角度から物事を見てみること。そうする事でいろんな気づきがあるのだと思います。


今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


《 ♡ 》マークの応援クリックお願いします^^

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page