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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 7月17日(水)

こんにちは、西島です。


7月17日(水)【NA】初級クラスは、フリートークです。


「イジメ問題」についても話していきます。

どの世界、どの世代でも必ずつきまといますよね。

割りと手話や通訳の世界にも多いと聞きます。

別の現場で聞いた話ですが、手話教室の休憩時間に生徒さん同士で日本手話で話していたら「自分が上手いと思ってるでしょ?あなたの手話、全然わからないからね!」と声で他の生徒さんに言われたそうです。スタッフも見て見ぬふり。

「あなたが下手だからじゃない?」と言い返してやれば良かったのに! そんな手話教室、絶対に嫌ですよね。


「イジメ問題」をテーマに出した生徒さん。

自身の体験を話してくださいました。

他の生徒さんから「わかる!私も同じ」など共感の意見を貰っていました。

ずーっと前の話なので、傷が癒えて話せるようになったとしても、共感してくれる人がいると、心強いですよね。もし、私で良ければ何でも話してほしいなぁ、と思います。 話のなかで「過呼吸」という単語が出てきました。

以前、病院に勤めていたときに 医師:「過呼吸の症状に似てますね。過呼吸とは血液中の炭酸ガス濃度が低くなり、呼吸をつかさどる神経により呼吸が抑制され、呼吸ができない、息苦しさを感じます。このために余計何度も呼吸しようとします。血液がアルカリ性に傾くことで血管の収縮が起き、手足のしびれや筋肉のけいれんや収縮も起きます。」 通訳さん:「かこきゅう」と指文字 ろう者:「え?なに?」 通訳:「か…こ…き…ゅ…う!!」とキレ気味 ろう者:「……」わからないけど黙る。→医師と通訳とで話が進んでいく。 というシーンを見たことがあります。 通訳さんは説明を怠り、スルーしました。

「血管が」とか「アルカリ性が」とかは説明しなくても良いとして、起こっている症状くらいは説明し、過呼吸とは何であるか?くらいは説明するべきです。 過呼吸の治療法としては、炭酸ガス濃度を上げれば良いので、意識的に呼吸を遅くしたり、息を止めれば改善することが多いです。昔は紙袋を口に当てて呼吸をしたりしてました。

うちの生徒さんは、この「過呼吸」を息が苦しい表現、冷や汗や手足のしびれの訴え(起こっている症状)と紙袋を口に当てたら楽になっていく様子で見事に表現していました。さすがです!


どのクラスもですが、雰囲気も良く、日本手話は難しいですが、学ぶ環境としては最高だと思います。

まだまだ間に合います!ぜひ、体験レッスンに来てみてくださいね!



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