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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 7月25日(土)

こんばんは。まつ吉です。


【NA】初級(対面レッスン)

今日は、語彙の勉強です。

表現は同じでも、意味が違う手話があります。

自分たちで、どんな手話があるか考え話し合っていきます。

今日は、「助ける」という一つの表現に絞り、ふかーーーく話し合いました。

「助ける」の表現方法は、片方の手の親指を立てて前に向け、別の手の手のひらで親指をポンポンと前に出すように軽く叩きます。


この手話表現は同じですが、使い方によって意味や単語が違ってきます。

どんな例文が出てきたかというと…


友達が悩んでいるので、助ける

親の介護をする

私の仕事は介護です

お母さんの家事の手伝いをする

仕事のサポートをする

国が国民に給付金を支給する

震災復興の支援など…


同じ表現ですが、話の流れによって単語が違ってきます。また、表情や立てた親指を手の平で叩く様子によって、単語が違ってきます。


例えば、震災復興の支援

忘れてはいけない3.11東北大震災や、最近では九州の集中豪雨…被災地の復興のため多くの支援がありました。この時の顔の表情は、一生懸命(必死)に支援をしている表現にします。また、親指を叩く時も同様に軽くではなくスピードを速くして何度でも叩いていきます。

そうする事で支援がどの程度なのか表現することができます。

表現やスピードなどを上手く使い分ける事が大事になっていきます。


語彙力を養うには、一つの単語だけを覚えていると難しいです。もちろん、単語を増やすことも必要ですが、一つだけだと意味が違ってしまったり、会話にズレが生じてしまいます。また、単語だけにこだわりすぎると語彙が増えていきません。頭を柔らかくして考えることが大切です。


この語彙は、手話だけ言えることではなく日本語にも言えます。最近で言えば「やばい」。良い意味でも悪い意味でも使える優れものですが、何がどのように良いのか、悪いのかを他の言葉で表せない人が多いのではないかな…(これは私の偏見かもしれませんが…)

いつも、どんな言葉や単語に表すと良いのか?と考える癖を付けると語彙力が増えていくのではないでしょうか…


今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


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