top of page
執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 8月22日(土)

こんばんは。まつ吉です。


対面【NA】初級クラス

今日は、CLと語彙の勉強をしました。 歯科衛生士のお仕事をしている方が初めて対面レッスンに参加。 今まではオンラインレッスンのみでしたが、本日は夏休みだったので対面レッスンに参加をされたようです。 お仕事で「歯」に関わるお仕事をしているので、 CLを使って歯の話をしていこう!ということになりました。 まずは、両手で歯全体の形を表現します。 両手、指全部を軽く曲げ、手の平の下の部分を上下に合わせます。(両手を上下に動かせば、口の開閉している様子になります。) 歯に関する事なんでもいいから質問をしていきました。 ある生徒さんが歯医者に行った時、大きく口を開けたら顎が外れかけてしまった。その時、歯科衛生士さんから「おー」と声に出してみてください。と言われたら治ったというエピソード。 このエピソードをどのように表現していくかというと… ●口を大きく開けている 表現:口を大きく開け 手:歯の表現(大きく開いている状態なので、両手は思いっきり上下に開きます) ●顎が外れかけ痛い 表現:顎を手で触り痛い 手:顎の状況を表現 ●歯科衛生士さんの「おー」と言ってくださいと言われ、その指示に従う 表現:口の形「お」にする 手:右手は歯を表し(上全体の歯)、左手は口の「お」の形にして、右手前に持って来る ※「おー」と言っている状態を表現 また、歯の位置を説明するときにCLを使うと分かり易い。「歯の奥、前」など手話だとズレが起きてしまい易いですが、CLを使うと歯の位置など分かり易くできます。 この、「前」という言葉から、語彙の勉強になりました。 同じ「前」という言葉ですが意味が違う。また、手話表現も異なる単語について勉強していきました。 「前」という言葉は、時間や場所により意味や使い方が違います。 場所:前(前方) 時間:前(過去) 手話表現「前」は同じだけど、意味が違う。 場所の「前」はパーにした手を自分の前に出す(手の甲は自分に向ける) 時間の過去「前」は、手はパーにして手の平を自分に向け前に出し、後ろに下げます 「ちょっと前に、風邪ひいたんだよ。」 と言いたいとき、場所を意味する「前」を使ってしまったら…??前で風邪ひきます?!とよく分からなくなってしまいますよね。 日本語の単語では同じだけど意味や、手話表現が違うことが結構あります。 「前」だけではなく、他に同じ言葉なのに表現が違う言葉を探していきます。 「かわる」「明るい」「高い」 「かわる」は「変わる、代わる、替わる、交わる」と色々な表現があります。それぞれ、どんなシチュエーションで使うのか、また、文の内容と手話表現が合っているのか…話し合っていきます。 「かえる」という言葉では 休日を代える、 欠席したレッスンを別日に替える 選手を交える 昔の友人に数十年ぶりに会ったら顔が別人のように変わっていた というように、色々なシチュエーションで使う言葉が変わっていきます。 「明るい」では、職場が明るい。性格が明るい。 「高い」では、身長が高い。頭が高い。 と出てきました。日本語は同じだけど意味がしっくりこない、合わない場合、どんな表現に変えたらいいのか?そんな事を勉強していきました。 何となく感覚で使っている言葉。外国人の方に説明するような感覚で考えるとニュアンスとか使い方とか分かるのかもしれませんね。 また、間違ってもいいのでアウトプットする事が大事。難しくても、少しずつ表現して身体で覚えていく。これをコツコツとやる事が大切です。 今週もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


《 ♡ 》マークの応援クリックお願いします^^

0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page