こんばんは。まつ吉です。
対面【NA】初級クラス
自然な手話表現について勉強です。
講習会やサークルで教わる手話表現の中に、実はろう者がほとんど使わない表現があるようです。
例えば「パソコン」
片方の手を指文字のパにし、もう一方の手はキーボードを打つ様に指を動かします。
多くの講習会で教えている表現だと思いますが、
ほとんどのろう者の方は使わない表現のようです。その表現を見ると、違和感を感じたり気持ちが悪いと思う人もいるみたいです。
それでは、ろう者の方はどんな表現を使っているのか?
「パソコンの電源ボタンを押してキーボードを叩く」「手でノートパソコンを開く様に表現しキーボードを叩く」この表現で通じるよ!パソコンを講習会で教えてもらう表現を使っているろう者は見たことないよ」と。
このパソコンだけではなくて、他にも指文字を含む手話表現が結構あります。
企画、知識、勘など…
企画は、両手を指文字の「き」にして、胸の前に並べます。右手は右側に左手は左に動かし下に下げます。
知識は、指文字「ち」にして、こめかみ辺りから後ろに動かします。
勘は、指文字「か」にして、こめかみ辺りに中指を当てます。
指文字をセットにする事で分かり易くしているのかもしれませんがあまり使われない表現も多いとか。
また、単語だけで覚えてしまうと表現に幅が広がらず文の内容と手話表現が合わないこともあると思います。
教えてもらう単語を覚え、文章に当てはめていくのではなく、
「この表現を他の言い方にするとどうなるのか?」
「もっと自然な表現があるのか?」
と考える癖が必要です。
自然な表現や、ろう者と通じる表現を工夫して、技術を磨いて習得する事が大切ですね。
後半は、自分たちが難しいと思う手話表現を考え話し合っていきました。
なんでも構いません。思いつく表現を(名詞、動詞、形容詞…)何でもいいから出していき練習です。
シンガポールの手話表現。
左手グーの形にして胸の前に。右手もグーの形にして左手の上で縁を描くように右回り一回転して、左手の上に置く。
右手を回す時に、カクカクしていたりすると不自然に見えてしまいます。自然に表現できるまで練習を重ねました。
他には、レバノン、悩む…それぞれが思う単語を出して練習していきました。
この自然な表情ですが、本を使ったり1人だけで勉強していると分からない(気づかない)ですよね。色んな人と会って、色々な手話表現を見る。
そうする事で新しい発見があるかもしれません!
HANAIプロダクションでは、「気づき」という事で様々な企画をしていると思います。今はオンライン納涼会。
サプライズゲストの方に参加していただき、また、参加者で話をする中で色んな事に気づくのではないでしょうか。
興味のある方は是非参加してみてください。
今週もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!
《 ♡ 》マークの応援クリックお願いします^^
Comments