HANAIプロダクションとは、

「花井盛彦」しかできないこととは何か？を問題提起し、

その核となる花井盛彦の名前「HANAI」から名称を決定した。

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上京してきて17、18年ほどが経つ。

その間、いろんなことを見て感じてきた。

広島である人に出会った時に、

「君の考え方やその意識は、一般とは違う何かを感じるんだ。

君にしかできない何かを持っているように思う。

君ならできる」と言われた。

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当時オレは23、4歳そこそこで、

そんな風に言ってもらっても自分では実際よくわからなかったし、

東京に行くことにさほど興味もなく、

オレがその後深くかかわることとなる手話講師や劇についても

全く考えもしなかった。

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しかし、その言葉を言われてからは、

ずっとそのことが気になり悩む日々が続き、

日を追うごとに東京でチャレンジする気持ちが高まっていった。

それを転機にオレの人生は大きく変わった。

上京してから本当に色々なことがあったよ。

楽しいこと悲しいことも不満なことも、たくさんの経験をしてきた。

何度帰りたいと思ったことか…。

でも生徒たちやスタッフが支えてくれたおかげで、

今日まで手話講師を続けられたんだ。

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オレは長年所属してきた某手話教室講師を引退し、

その後、各カルチャー教室、講演会、

プライベートレッスンなどいろんなところで手話指導してきた。

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生徒たちからも、花井教室いつ立ち上げるの？などの声を数多く頂き、2017年4月、三軒茶屋に「HANAIプロダクション」と「NA花井盛彦手話教室」を立ち上げることになった。

有り難いことに、たくさんの受講生が通ってくれて、みんながメキメキと上達していく様を見ていると、教室の中だけじゃ物足りない気持ちでいっぱいだった。

そんな思いもあって、2019年1月「HANAIプロダクション」一本にし、運営内容を手話教室、公演、通訳派遣等、幅広く活動していく事を決めた。

魅力的な日本手話は、音声や文字では伝えきれない情報が映像化されて受け取り手に届く。想像力を掻き立てられ、まるで劇場に行ったような気分になる。「手話はエンターテイメント」をみんなにも感じてほしい。いつか音声とか、文字とか「手段」にこだわることなく、日本中に日本手話が広がればいいな、と思う。

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ある人の言葉から始まった人生の転機である23歳のオレには、まだわからなかったけど…今、オレようやく、ハッキリと分かったよ。

今まで見てきたこと、発見や経験してきたことは、オレにしか出来ないことであり、その経験と実績と知識をもってして、

HANAIプロダクション／NA花井盛彦手話教室は、立ち上げるべくして生まれたんだと。手話教室だけに留まらず、

幅広いエンターテイメントを目指したいと思っている。

舞台、ドラマ、バラエティーなど、それこそ日本だけじゃなくグローバルに活躍していきたい。

手話の素晴らしさ、人の素晴らしさ、助け合いや協力をしながら、そんな人と人とをつなぐ懸け橋となれれば最高だと思っている。

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ぜひ「HANAIプロダクション」の応援よろしくな。

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そして逆にオレからも、みんなのことを応援していきたいと思っている。