こんばんは!スタッフの西島です。
4月22日(月)の【NA】初級クラス。
テーマは「コントロール」「調節」です。 ・二次会があることを見越して、お酒や食べ物の量をコントロールしてる。 ・会社はエアコンが寒いから、服や掛け物で調節してる。 そこで「温度調節できないの?」と。
その生徒さんの会社は、一括で温度調節をしているそうで、気軽に設定を直せないんだとか。 それをより良く伝えるために、やり直しの嵐です。 生徒さん同士で行う「もっとこう表現した方が良い」というアドバイスにも「もう一回」とチェックが入ります。
最近は、何事も「誉めて育てる」事が主流?で「なんだそれ?」と指導者が思っても「うん。それもいいね!」と相手ときちんと向き合う事が少ない気がしますし、厳しくしない事が優しさだと思っている人が多いですよね。
今回「やり直しの嵐」と表現しましたが(生徒さん達は、楽しそうなので心配しないでくださいね)私も手話を習い始めた頃は「通じるんだからもう良いじゃん…」と思ってしまっていました。もちろん、休憩中には「伝わればOK」の手話でも花井先生は許してくれますが、授業中は違います。「だって、他のろうと話した時に伝わらなかったり、下手クソって思われたら可哀想でしょ」と。誉めて育ててもらった世代には、最初は抵抗があるかもしれませんが、本当の優しさがここにはあります。
それに、必要ない表現は、確かに省いた方が分かりやすい…。ズレを防ぐためにも、情報は多ければ良いわけではないんですね。