こんばんは、西島です。
今日の【NA】入門クラスは、「親指を立てた手」がテーマです。
例えば「スポーツ」
親指を立てた両手を交互に前後させますが、この単語を知らない生徒さんに説明をしていきます。最初は「位置について…」とカケッコのみで説明していましたが、それだけだと「カケッコ?」と限定されてしまいます。
「サッカー、野球、ゴルフ、バドミントン…全部がソレ。たくさん」としましたが「…色々」の方がわかりやすいです。
また、「ソレ」とスポーツの単語を指差す事も重要です。
その他「試験、競争、ライバル」や「足りない」も親指を立てた手で表せます。
「試験」は必死に勉強して問題を解いているところを表現しましたが、結果(100点や合格)まで表さないと、「勉強?」と勘違いしてしまうので、相手の反応を見たり、確認することが大切ですね!
また、「試験」という単語だけに拘らずに、前後の文脈を捉えて「ライバル」や「競争」など、合うものを読み取りましょう。
「足りない」は、親指で2回ほど顎を触りますが、「いま、足りない」事を示す場合は「パッ」という口形と共に1回で表せます。
口形を「結ぶ」場合もありますので、場面で使い分けましょう。
声なしのレッスンは難しいですが、その場で答えを容易に出されてしまう(通訳されてしまう)より、考える力が成長します。
単語の持つ意味も1つではありませんので、よく考えて語彙を増やしていきたいですね。
花井先生は「間違えても構わないから、考えたことを伝えて」とよく言われます。
手話が初心者でも、単語を知らなくても、間違えていても、どんどん発言することが上達のポイントです。
今週で今期は最後です。
今年もありがとうございました!お疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!
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