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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 5月25日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


【NA】入門クラスは、フリートークからスタートです。


「緊急事態宣言が解除されますが、不安?嬉しい?」

やはり皆さん、不安の方が大きいです。


その後、大学生の娘さんの生活リズムの話から、子どもの頃の夢の話へ。


生徒さんの一人が「数学が好きで経済や経営等を学んでいた」そうで「数学(金勘定)が得意な人は、将来認知症になりにくい」を説明したくて、知っている単語をつなぎ合わせますが、伝わりません。

「普通/将来/おばあさん/忘れていく/数学/好き/覚える」

伝わらない生徒さんの為に、何度も何度も同じ単語を繰り返します。

でも、こうやって文字に起こしてみても、訳がわかりません。


これは、日本語に手話単語を当てはめているので、伝わらないのだと思います。


まず「数学好き/頭に良い影響」「なぜなら」で説明をするか、「年を取るとどうなるのか?」を説明し「認知症」の事を話しているのかも?と全体のイメージが掴みやすい様にした後、「数学が…」と順を追って説明しても良いかもしれません。


よく、話し掛けた相手がろうと気付くと、大きな声で話す人がいますが、知らない単語を連呼されるのもそれと同じです。相手は悲しいかもしれないし、不快かもしれないし、何より無駄ですよね。「伝わってないな」と思ったら工夫することが大切で、NA花井盛彦手話教室では、その「工夫の考え方」を学べます。

伝い手の工夫や苦労だけが問題ではなく、読み取り手も、相手の話を想像して「〇〇って意味?」等とやり取りがあると、学びが深まりますね。


最後に感想で「手話/大変」と表現しました。

日本語の文章としては、仕事が大変、プライベートが大変…等よく使いますよね。けれども、大変って何が大変なのか?曖昧に伝わってしまいます。

「手話って大変」だと

「手話って手も、顔も、全身を使うから筋肉痛で大変」

「手話って日本語と違うから大変」この2つの解釈は、ニュアンスが違いますよね。読み取る方は曖昧になってしまいます。

「手話/難しい」にすると

読み取り手も、それぞれが違うニュアンスで受け取ってしまうことが少なく、曖昧にならないのではないでしょうか?

日本手話は日本語とは違う言語。言葉選びもレッスンの大切な学びですね。



今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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