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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 8月19日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


8月19日(月)【NA】初級クラス。


親指を口元につけ、そのまま拇印を押すように掌につけます。

「証明、証、証拠」ですが、お馴染みは5本指を左の掌にポンとつける表現。

ですがこの2つ、意味や使うシチュエーションは違ってきます。

例えば、5本指の場合は運転免許証だったり、あおり運転に備えたレコーダーの録音(証拠)だったりの時に使います。


親指のみを使う場合は、「あの人はパチンコばっかりやってる」「いつも、なかなか手を挙げない」など、「変わらない証明」の様なニュアンスを含みます。


「夜になって、気温が下がった。もうすぐ雨が降るかも(雨の前兆)」と表現した生徒さんがいましたが、「もっと違う言葉で合うのがある」と指導を受け、「予想」や「心配」の方が言葉としてしっくりくる!と自身で気付いていきます。


講師は答えをズバッと教えずに、アドバイスに留めます。

今日の様に、その場で考えて答えが出せれば良いのですが、答えが出ないままの場合、みなさんはどうしますか?教室を出た瞬間に忘れてしまったら意味がないですが、頭の隅で構わないので「考える」事を継続するのが大切だと思います。

もしかしたら答えが出るまで数年経つかもしれない。でも、その「数年間分」の思考力は無駄ではない宝物になると思ってます。


花井代表はレッスン中「教えてあげなきゃわからないこと」と「自分で答えをみつけなきゃいけないこと」を生徒さんのレベルや内容を見て、瞬時に判断しています。

「講師によってこれからの手話人生が左右される」とホームページにも載っていますが、本当にそうだなと実感です。

ところで「言葉」は大切ですよね。 例えば、苦手な料理だけど、「美味しい」って言ってもらえると嬉しくてやる気がでる!でも、毎日言われると飽きてやる気がなくなる。 「お疲れ様、ご苦労様」が嫌いで使わないようにこだわる友人がいる、なんて話も出ました。 他にも「太った?」は完全アウトとみんな知っているけど「痩せた?」もアウトなんだとか…。


選んだ言葉で、その言葉を発した人の背景や人柄などが見透かされてしまいます。

「言霊」なんて言葉もありますし、優しく美しく、思いやりのある的確な言葉選びも手話と同時に学べるチャンスかもしれません。 レッスン中はロールシフトも使い、休み明けとは思えない中身のギッシリ詰まったレッスンでした。


みなさん、お疲れ様でした!


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