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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

手話発表会 2022年9月24日(土)



こんばんは、スタッフの西島です。

先日、HANAIプロダクションの第5回目の手話発表会が開催されました。



開場は13時半。 生徒さんは午前中から集まって、個々に練習しています。 発表は各クラス合同ですが、全員で集まるのは今日が初めて。初めて会う人もいます。 「〇〇さん、はじめまして。金の斧を練習しよう」積極的に手話で相手を探します。

開場前に、円陣を組みます。 手話を学んで3ヶ月の生徒さんも、ベテランさんも、自分の気持ちを手話で表現。花井講師の「間違えても構わない」の言葉にリラックスして臨みます。

14時開演!! MC

プログラムの途中で、必ず通訳付きの手話でのMCが入ります。 特に台本もありませんし、打ち合わせもしていませんが、MCを担当した生徒さん達の、的を射た説明や感想にお客様も頷いています。 大きなカブ

次は「大きなカブ」です。 カブ役は、最初に引っ張られている時は、無表情でヘッチャラです。 マッチョが来ても、ゴリラが来ても、カブはちょっと踏ん張るくらい。最後は桃太郎が難なく引っこ抜きます。ヒョイッと抜けるときの表情も必見。そしてゴリラの迫真の演技にお客様の子ども達も釘付けでした。 裸の王様

詐欺師役の二人の「悪い顔」や、王様の服を見ようと目を凝らす場面、「世界一」と言われて気分が良くなる表情、段々不安になってくる表情。容赦ない子ども達の指摘にも笑いが起きました。

ここが変だよ手話表現

「ウケる(笑)」「試験を受ける」「ボールを受け止める」 「お金を使う」「人を使う」「気を遣う」

同じ単語を使って表現? ダメではないですが、日本語をそのまま手話で表現したら、違和感があります。手話での「語彙力」を考えるキッカケになりました。 金のオノ、銀のオノ

演技ではなく、手話語りです。 木と池の位置、斧が飛んでいく方向。木こりと神様のロールシフト。入門クラスの生徒さんとは思えない、素晴らしい表現でした。 赤ずきんちゃん

それぞれの役柄に徹した表情に注目です。池に落ちた狼を見捨てられない、優しい結末も大好評でした。 ろう的手話のズレ

「トレーニングが病みつきなの!」 「え??…大丈夫なの?!」 「身体が変わるよ!オススメ」 「身体変わるよ…ね。いや、捕まりたくないから俺はいいよ」 病みつきをドーピングと読み取ってしまったら、とっても危険ですね。 その他にも、ろう者は「クビ!」とよく使うそうです。 確かに、「もう!使えないな〜!」くらいのテンションの時に「クビ!」と表現するろう者をよく見ます。泣きながら帰ろうとする演技が面白かったですね。 西遊記

それぞれのキャラクターに注目でした。 日頃のレッスンから「特徴を掴む」事を教わっている生徒さんたち。 立ってるだけでも孫悟空、沙悟浄、猪八戒、三蔵法師に見える気がします。 CL×ロールシフトストーリー

今年は初めての試みで「前半動画、後半ステージ」のCL発表。今年は7人の生徒さんがチャレンジしました。 動画では距離など「動画ならでは」の特性を活かしています。 CLが上手だと、ストーリーに惹き込まれますね。

皆さん、お疲れ様でした。

最後に感想を発表しました。 決められた事を淡々と発表するだけの発表会と違って、助け合い、みんなで作り、日々の積み重ねが発揮される発表会。 自分の手話に対する気持ちも、皆との距離もグッと近づくのがHANAIプロダクションの発表会の良いところです。

最後の集合写真は本当に皆さん良い顔してます。 参加者の生徒さん、観に来てくださったお客様、皆さん本当にありがとうございました。




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