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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

手話発表会 2023年9月30日(土)

こんばんは、スタッフの西島です。

2023年9/30(土)HANAIプロダクションの発表会がありました。

まずは花井代表と高宮葵さんのMCから。 お客様に質問したり、二人の会話も全て通訳付きです。

プログラム

1、三匹の子ぶた 毎年同様、小道具や事前紹介等はなく、声なしの手話と身振り手振り、演技のみで表現します。 いい加減な長男、面倒くさがりの次男、しっかりした三男、厳しい母親、怖い狼、それぞれのキャラが通訳なしでもしっかりと見て取れます。

2、CL「小さくなっちゃった」 今回も1分間の動画の後に本人が登場して生で追加の1分を表現します。 映像での見せ方と実際での見せ方の工夫が求められます。 わかりやすい手の動きで面白いCLでした。 3、2DのCL、3DのCL CLにも種類がありますね。 国旗や路線図などは形を伝えるのに特化した2DのCL、実際の物や道案内等は奥行きや質感等に特化した3DのCLが役に立ちます。 4、CL「スッパマン」 テーマからして目を引きます。仕草一つで人物像を表しているところも必見です。 5、ネズミの嫁入り ネズミが可愛い我が子に最高の相手を探す話です。 太陽、雲、風、壁と最高かつ最強の相手が次々と紹介されます。 それぞれが特徴を掴んだ登場をするのも面白いですね。 最後は壁に穴を開けるネズミが最強だと気付くお話でした。

6、CL「勝負」 動画での手の見せ方と実際に身体も使った見せ方が印象的でした。 7、幸福な王子 2名の生徒さんによる「手話語り」です。 王子とツバメは人のために自分を犠牲にします。 それに対する街の人々は2人の働きを知らなかったとしても、とても冷たいものでした。 無償の愛に会場はシーンと静まり返りました。 手話は目で見て頭で想像することを、最も必要とする言語かもしれません。「考えさせられる」内容でしたね。

8、CL「ゲットだぜ…?」 ありそうでなさそうなワンちゃんの話に、CLが終わってから「実話?作り話?」と質問がでました。 9、かちかち山 昔のストーリーでは、火をつけられ、薬だと言って唐辛子を塗られ、溺死させられる残虐な復讐劇ですが、現代っぽく最後は仲直りで終わりました。 10、ろうの生活 職場でのやり取りや字幕のこと、ツアーでの困りごと。 実際にありそうな場面を改めて見ると、もっとちゃんと説明して!と思う場面もありますが、1から10まで世話をやくのは違うし、やはり「相手の立場に立って考える」が必要なんだよな~と考えさせられる時間でした。 花井先生はよく「ろうだから、と決めつけるのは良くないけど、こういう人もいるし、ああいう人もいる、と思っておくと良い」と言います。 相手を見て対応する レッスン中に意識する項目の一つにあります。これができると、人としての能力も随分上がりますよね。

11、CL「笑う男」 計2分の内容でドラマを見た様な気分になりました。 12、人魚姫 一般的には、人魚姫は足の代わりに声を失い、好きな王子様は他の人に取られてしまい…と、何だか可哀想なストーリーですが、ここでは「実は中途失調した王子様。手話を身につけ、人魚姫は魔法が解けて声を取り戻し王子様と結ばれ通訳を担うのが目標」とハッピーエンドで終わりました。

声を失う事が可哀想とのストーリーですが、最後のMCで「聞こえないのは可哀想?不便?」と話があがりました。 人魚姫は声を失っても手話を身につければコミュニケーションはとれますし(周りが手話ができないのが問題ですが)聞こえないけど表現力に長けていたり、見えないけど感覚の鋭い人はたくさんいます。

ネズミの嫁入りでの教訓も「身の丈に合った相手と結ばれるのが幸せ」だそうですが、私はそれよりも「どんなことにも短所もあるが長所もある。長所に目を向け、短所(マイナス)を長所(プラス)に変える事が大事」と思い、そのことを花井先生から教わりました。 お客様から「レベルが高いですね、勉強になりました」のお言葉も頂き、大盛況で終了しました。 今日はお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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