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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(6月5日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の入門クラスはウォーミングアップの数字からスタートです。そのあとは、対応力とイメージ力のトレーニングです。リンゴや本、段ボールなど色々な物を手渡されるので、それぞれを受け取り対応していきます。ここで大切なのは、そのものをキチンとイメージすることです。分厚い本を手渡されたのに、受け取ったら薄い本になってたらおかしいですよね。段ボールだって、閉じた状態で渡されたら、いきなり何か荷物を詰めることはできません。まず組み立てるところから始めます。そして詰める時にも注意が必要です。段ボールに入れる訳ですから、段ボールのヘリに腕が当たらないように入れなくてはいけません。皆さん苦戦されていましたが、こういったイメージ力の基礎トレーニングって本当に大切なことなんです。入門クラスのうちから、イメージ力を身につけ、どんどん手話の表現力をアップしていってもらいたいと思います。



ステップアップクラスではフリートークです。家族の話やろうと健聴の文化の違いなどについて話しました。ただおしゃべりするのではなく、手話表現に気をつけます。手話の1つ1つがぐちゃぐちゃになってしまわないようきちんと表現する。“ない”という手話を使わずに別の表現を考える(いけないという訳ではなく、その表現を控える事で、別の表現方法を工夫し、更に表現力を上げるためです)。ロールプレイでは体を動かしてしまわずに、首だけを動かし、目線で区別する、等々色々な注意点がありました。そのあとで、みんなで指を使わず手をグーにしたままで会話してみます。正しい口形や表情をつけ工夫する事で、普通に会話することが可能です。手話って本当に面白くて奥が深い!きっと日本語で50音のア行カ行だけで、なんてルールをつけられたらまともに会話することなんてできないと思います。表情、身振り、CL全てを兼ね備えた手話ならではですよね。

皆さん、お疲れ様でした。


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