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NA花井盛彦手話教室(11月20日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

日本人は多いかもしれないですけど、月曜初級クラスにも人見知りで初めて会う人には緊張しちゃうとおっしゃる生徒さんがいらっしゃいます。

でも、待ってたらダメなんですよね。自分から積極的に話しかけていかないと、ずっと無言のままの空間が続いてしまうかもです・・・(笑)

そんなわけで、生徒さん1人に他の皆さんへ色々と質問をして会話をしてもらいます。


質問する生徒さんには、相手によってレベルを合わせて表現をするようにしてもらいます。

相手によってどうしたら通じるか、どう表現したら自分が求めている回答が返ってくるか、そういうことも考え常に表現を修正しながら会話をしていくことが大事です。

答える側ももちろん、どうイメージを伝えるか。それぞれの位置、そして目線の高さなどをきちんと表すことが大切です。


長々と説明すればいいという訳でも、短ければいいという訳でもありません。物事にはちょうどいい量というものがあって、それが実は案外思ったよりも短かったりするんですね。

その後は、CLを使ってCMを表現します。自分の想像で作ってみるもよし、ムリなら今まで見たCMを表すのでもOKです。

蚊取り線香(創作)/クック〇ゥ/アリナ〇ンV/ナイシ〇ール など出て来ました。

CMにはそれぞれに意図がありますよね。どう使う商品なのか、買わせたいのか認知度を高めたいのか。

CMを説明する中でも、同じ説明をくり返しても、そのCMを知らない相手にはなかなか伝わるものではありません。

それに、CMには字幕がついていないので会話の内容はろう者には分からないんですよね。

そうなると余計、そのCMの意図やどのような場面でどのような人がどういう服を着てどう動いているのか。そういったことが大切になってきます。


相手の質問の趣旨がよく分からず、どう答えていいかも分からなくなって、でも途中でやめることもできずに、今日は少し大変と思った方もいらっしゃるかもしれません。

でも、中途半端が一番よくないんですよね。途中でやめてしまっては、結局何の身にもなりません。大変でも、どう修正してどう伝えようか、その時その時に考え実行することによって工夫力・対応力が培われていくんですよね。

皆さん、お疲れ様でした。


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