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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(3月22日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは「パー」を使った手話表現を考えていきます。

なかなか/ムカつく/仕方ない/残念/苦手/分からない/講演 などの言葉があがりました。

なかなかという手話は基本口型は「プ」か「ピ」で表します。


待ち合わせの相手がなかなか来ない・・という時「来る/なかなか」と表現します。

なかなか思いつかない、あの2人なかなか結婚しないね、宅配がまだ届かない というような例があがりました。

ここで途中参加の生徒さんがいて、今までの勉強内容を説明していったのですが・・・人に説明をするときに、説明と手話表現が一緒くたになってしまうと分かりづらくなってしまうんですね。

例えば、「来る/なかなか」と表せば、待ち合わせ相手がまだ来ないという意味になりますが、「来る/まだ/来る/なかなか」と一緒にやってしまうと、よく意味が分からなくなってしまいます。

ですので、まず手話表現をして相手がその表現の意味が分からなければ、「それはね・・・」と説明していく方が分かりやすく通じやすいです。

そして、大切なのは間違えた手話表現を教えないこと。

間違えた手話を教え、それをそのまま覚えてしまっては大変ですので、そこは周りも気づいて「あ、その表現は違うよ・・・」などと直していってくださいね。

そして、仕方ないという手話、2回軽く叩けば「仕方ない」という手話になりますが、これを叩かずそのまま下げていくと「残念」という意味になります。


手話の単語だけを見ず流れ全体を見ていれば分かると思いますが、見落としてしまいがちです。両方とも使い分けられるように頭に入れておいてくださいね。

同じように「苦手」という手話は中指で鼻に触れるように表しますが、これを少しグリグリするようにすると「分からない」という意味になります。


山は虫がいっぱいいるから苦手/人見知り/勉強が分からない/言ってることが分からない などの例があがりました。

そして、講演という手話は前後に動かせば「講演」という意味で、「ゲストを招いて講演をしてもらう」というような使い方があります。

それとは別に手を左右に動かすと「語る/論じる」というような意味合いになっています。


人生について熱く語る

また自慢話が始まった・・・

酔うといつも語りだす  といった具合です。

皆さん、最後はなるほど~~とひたすら先生の手話に見入っちゃってました(笑)


皆さん、3ヶ月間本当にお疲れ様でした。

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