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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

Meコラム #1

こんばんは、Meです。


今回、ジョイントピアノコンサートでの手話通訳を仰せつかりました。内容は受付時の聞こえない方への対応と、舞台通訳、終演後の挨拶時の通訳でした。地域のサークル祭参加事業の1つだったので、あまり形式張らずフレキシブルな進行と伺っていました。(ちなみに事前にプログラムはいただきましたが、上記の理由でナビゲーターの原稿等は特になし)


開演前に来場予定と伺っていた聞こえない方と、受付時にお会いしました。少しお話ししたところ「演奏の手元が見える位置に座りたい」とのこと。司会と通訳は向かって逆側のそでから登壇するため、私は少しでも見やすくなるようにナビゲーターの右側に立つことにしました。


演奏者は3名。最初にナビゲーターの挨拶、その後1人ずつ奏者の紹介をしながら2名の演奏、そしてお2人にインタビュー。内容は「休日は何をしているのか?」「料理はするのか?」など、多分普段のコンサートでは聞けないようなプライベートなお話が展開されました。そして最後にゲストの演奏があり、当初は予定されてなかったゲストインタビューも急遽行われました。1時間半のコンサートは盛況のうちに終了しました。

終演後はホワイエで来場者のお見送りでしたが、奏者の1人が聞こえにお困りの方だったので最後の1人がお帰りになるまで通訳をさせていただき、この日のミッションは完了しました。


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手話通訳は「聞こえない人たちのため」であることは間違いないのですが、今回は「問題なく聞こえる人たちのためにも必要」という依頼者の意図がありました。『手話通訳』を直に見ていただくことで「手話の必要性を知って欲しい」「手話通訳を身近なものとして認識して欲しい」という願いが込められていたのだと思います。


実際に舞台通訳ではハッキリと手話通訳が見えたと思いますし、ホワイエでご挨拶した際は、聞こえる方々のお話を私がすぐ近くで通訳をさせていただきました。聞こえる方々にとっては、間近での手話通訳は慣れなくて違和感があったかもしれませんが、手話通訳の必要性が少しでも実感を伴って皆様に広くご理解いただければ私も嬉しいですし、実際にそうなって欲しいと願っております。

読んでいただいてありがとうございます!


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