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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 5月19日(木)

更新日:2022年5月27日

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】ステップアップクラスは、ショートフィルムからスタートです。 特殊部隊本部。 それぞれのシーンは、違う日時に短時間で撮っています。「シナリオとか作ってから撮影してるの?」と思わずにはいられないほど、ストーリー展開の面白さと、切れ目のない自然な編集に注目です。 生徒さんは、自分で撮影や編集の経験もある人もいますが、シーンが変わる時にこんなに自然にできない、とビックリしていました。 昨年12月の発表会で、手話を始めたばかりでぎこちなかった生徒さんが、ショートフィルムをキッカケの一つにどんどん上手くなってる!とステップアップクラスの生徒さんも驚いていました。ショートフィルムの中でも、初回よりも2回目、3回目の撮影の方が手話が上手くなっているのもわかります。 後半は「手話、CL、身振り手振り」です。 この3つは、話の内容によって使い分けるのはもちろん、相手の手話のレベルや地域差などを考慮して、使い分ける事が大切ですね。 日本手話のCLやNMMは世界でも通じる、と言われています。 アジアのろう者と英語の筆談で仕事をしている生徒さんがいます。 手話を習おうと決意したときに、そのろうの方に「手話を習おうと思うけど、アメリカ手話、国際手話どれを習えばいい?」と質問したら、迷わず「日本手話」と答えがあったそうです。 日本手話は手話はもちろんのこと、CLと身振り手振りも組み合わせて通じる工夫をしているからだと思います。 手話初心者さんとのコミュニケーションも同じです。手話単語にこだわらずに、身振り手振りやCLで伝えてる。相手に伝わっているか?よく見るのと、相手も合っているか確認をする。コミュニケーションの基本がここにはあります。 「バス」手話単語はCLとおなじですが、単語を知らない人には伝わりません。その場合、運転するところや乗り降りするところの身振り手振りがあると手話を知らない聴者にも伝わります。 「歯ブラシ」 歯を磨く仕草が単語になりますが、歯ブラシの事をさしているのか、歯磨き自体を伝えたいのか曖昧になり、ズレが生じます。歯ブラシを伝えたいなら、指差しをしたり、CLで表現したり。歯磨きの事を伝えたいなら、うがいを含めた身振り手振りも入れるとズレることなく伝えられますね。 その他に電話、祭り、電気、靴、牛乳等もあがりました。 手話さえわかれば、ろう者と通じる訳ではありません。工夫をする事。CLと身振り手振りを上手に取り入れることが大切です。 手話経験者さんが入門クラスに出席すると、大抵の人が会話につまり、花井先生が間に入って通訳してくれます。 顔と顔を合わせて順序立てて説明していく方法や、ちょっとの情報をたくさん出して気付きを導く方法など、入門クラスも学びがたくさん。 聴こえる、聴こえないにかかわらず、コミュニケーションの方法を学ぶためにも全クラス通して学ぶ環境は最適です。 今日もお疲れ様でした。



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