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NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 6月15日(木)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】ステップアップクラスは「指差しの使い方」でした。 「神様が怒ってる(上に向けて指差し)」 「小学生がタバコ吸ってるの見た(下に向けて指差し)」 「お化け屋敷(複数のお化け達や怖い建物に向けるように、指を左右に動かす)苦手(自分が苦手なので自分を差す)」 「私達(指を2本出して自分と相手の間を行き来させる)」 「渡されたユニフォーム、背番号が違う(ユニフォームを差す)間違い多いんだよ、アイツ(相手を差す)」 位置をゴチャゴチャにしてしまいがちです。 「私達2人」で右側にいた人を「あなた」で指差しする場合にも右側を差さないと、余分なもう一人ができてしまいます。 私自身、プライベートや仕事で関わるろう者から 「は?誰の話?」と質問される→最初に「○○さんがね…」と説明して長めの話に入り、文末に主語を指さししていない(○○さん)ため、自分の話なのか、〇〇さんの話なのか、相手に曖昧に伝わった 「登場人物が2人の会話を説明しているのに、3人と勘違いされる」→途中から、分けて指さしをせず、適当にさしている。 登場人物が自分と相手なのに、自分を違う場所で指差ししているため。 という会話中の違和感を何度も体験していました。 特に「は?誰の話?」と言われると「ずっと〇〇さんの話しかしていないのに、なんで?〇〇さんに決まってるじゃん」と腹立たしくなったり、「手話が下手すぎて怒ってるのかも」と、萎縮したり…。 主語は文末にもくることや、指さしの重要性を知ると、そんなすれ違いも防げますね。

最後は花井先生の「指差しをたくさん使った、怖い桃太郎」で盛り上がり終了しました。 指さしは、相手との上下関係(親子、上司と部下)や距離感、物理的な距離感、主語、とたくさんの役割を担っています。 相手に指を向けるのが失礼とか、目上の人には手の平全体を使うと教えている手話講師もいますが、指をさす動作の中で「あなた(様)」と訳せる敬語の時と、「あなた」と訳せる友達関係の時と「おまえ」と訳せる時と、角度や表情、NMMは全て違います。 手の動きだけに囚われずに全体を見ていきたいですね。 7月〜9月期は7/6からスタートです!またお会いしましょう。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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