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NA花井盛彦手話教室【NA】入門 12月8日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】入門クラスは、単語です。 「困る」 4本の指を曲げて、こめかみに当て動かします。 「花を貰ったけど、花瓶がなくて困る」 入門クラスなので、説明が長くなったり、単語が多くなったりすると、他の生徒さんに伝わらない率が上がります。もっとシンプルに 「メガネを外すと見えない、困る」と全員がわかる内容だと良いですね。 「雨、傘がない。困る」 「ない」を身体の前で両手を閉じながら交差する「ない」で表現しました。「消えてなくなる」印象がありますね。 この聴者がよく使う「ない」 これだと忘れた(だから、ないのか?)、なくした?、盗まれた?と色んな事が想像できてしまいます。より正確に深い会話をするには「ない」よりも「傘、忘れて困る」と表現していきます。 前にサークルかどこかだったと思うのですが「休み、寝てた、お金、ない」と表現した聴者がいて、他の聴者は「貧乏で出掛けられなかったのか」と頷きながらニコニコしていたのですが「大丈夫?どうして?」と心配していたろう者もいました。 次は「決める」 あっちとこっち、う~ん(悩む)、こっちに決めた! クローゼットの洋服を見て、これに決めた。 メニューを見て、決めた!コレ(指差し)。 応用で「②決めてない(決める、まだ)」「③決められない(決める、パー)」「④なかなか決まらない(決まる、なかなか)」 の例題を考えます。 「明日の服、決めた?」 「決めてない」 「デートの服って決められない」 「メニューがたくさんあって決められない」 ここで「なかなか」の意味を掴めずに、他の「なかなか」を使った例題を考えていきます。 「なかなか〇〇できない」の意味ですね。頭の横で掌を回転させながら上にあげます。 「勉強、否定の首振り、なかなか」 意味は通じますが、これだと「勉強する事が沢山あって、なかなか終わらない」のか「難しくてなかなか頭に入らない」のか迷ってしまいますので、区別が必要ですね。 「髪の毛がハネてる。ドライヤーで直す。まだハネてる」 なかなかハネが直らない事を伝えています。 花井先生から「この髪型(CLでストレートのボブ)、なかなか。理由、ハネる」とアレンジ。 「ハネがなかなか直らない」よりも 「この髪型はなかなか難しい」 の方が自然に伝わりますね。 今日は難しい内容で「なかなか手が挙がりません」でした。 言語はズバッと一つの答えだけがあるものではなく、色々と感じて、自分で使っていき、自分のものにしていくもの。100%わからなくても、長い目で見ると身についていますので、焦らず学んでいきましょう。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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