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NA花井盛彦手話教室【NA】初級 11月7日(土)

こんばんは。まつ吉です。


【NA】初級クラス

本日のレッスンは、表情、口の形を使う手話表現の勉強です。 きっかけは、レッスンが始まる前のフリートーク。日本語対応手話のように、手話と同時に口を動いている方がいたので、この「口を動かす」というのはストップ。表情、口の形(パピプペポの形)、首振りなどを使って、手話表現の勉強をすることになりました。 「一文の中の手話単語は5個までとして、1人5個の例文を作るように!」とのこと。 1人だけで考えるのではなく2人〜3人のグループになり、相談しながら話の内容や表現を決めていきます。 例文) このお店は美味しいので、店の前に長い列ができてる。並ぶのが嫌なのでやめた。 日本語対応手話だと下記のように表現します。 「この/お店/美味しい/なので/店/前/長い/列/あります/並ぶ/嫌い/だから/やめました」 日本語対応手話は、日本語に沿って手指表現をしていきます。助詞は口で動かし、接続詞も手指表現で表します。文章をそのまま手指表現するので表情を意識しなくても通じますが、見ている人はつまらないと感じる事も。 これを、日本手話で表現すると、助詞や接続詞は使わず、表情、口の動き、首振りで表していきます。 「このお店美味しい」 →この/店/美味しい 「長い行列」 →両手で行列を表現し、手の平を開き(指先の方向は上)前後に並べ、後ろの手は自分の方に動かす。この時、列の長さは表情で表す ※もの凄い長さを表す時は、顔も険しいイメージ。 「並ぶの嫌」 →列を表した手の平の後ろに、人差し指を立てて並べる。※人差し指は「人」を表し、列に並ぶ様子を表す。 その後、表情は嫌そうな顔をして首振り 「並ぶのをやめた」 →後ろに並べた人差し指を列から外す 口の形、首振り、表情…それだけに集中してしまうと文脈がおかしくなってしまうこともあります。どんなシチュエーションで、誰が何をしているのか。また、誰と誰が会話をしているのかも考えながら話を作っていきます。 日本手話は、一つの言語です。 口の形、表情、頷き、首振りなどで言葉の意味が表現できる日本手話は、知れば知るほど奥深くて面白い。私たちが普段使う日本語を完全に捨てて、考えなければなりません。 失敗しても諦めず表現する。 手話が上手になりたいと思う気持ちと、なかなか上手くできない現実。それでも、地道にコツコツと続ける事が大切です。 今週もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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