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NA花井盛彦手話教室【NA】初級 12月14日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】初級クラスは、手話(通訳)の問題についてです。 ろうの子どもと聴の親。

親が「通訳」を担っているけれど、子どもに投げかけた質問を親が答えています。子どもは一切手を動かしていません。 「仕事での通訳」であれば想像で代弁するのは即アウトなのは分かりますが、親ならどう思いますか?

いくら親でも、その子の気持ちを100%理解しているのかと言われたら、そんなの不可能ですし、子どもの気持ちや主張を無視してはいけませんよね。

それに「考えたり表現する」機会を奪ってしまってはいけません。 これは、聴者の子どもにも感じます。

風邪を引いて診察に来て「お喉痛い?」の質問に「痛くない」と答える本人の後ろで「いえ、痛いです」という親御さん。

自覚症状の他にも診察をするので万が一、子どもが嘘をついていたとしても(注射が嫌で嘘をつく経験、皆さんもありますよね?)適切な治療は受けられます。

自覚症状、本人の気持ちは大切にしたいですよね。 その「親が代弁」していた子どもは、手話の語彙は決して多くなく、自分を表現するのも苦手。他の人の手話も読み取れずにすぐに諦めてしまうそうです。 反応をしてくれないので、何がわからないのかがわからない…。

結局、身振り手振りが一番通じた様です。 通じなかった時に、何が原因なのか? 表現の差、単語がわからない、スピードが早い、言い回しが悪かった…。 その場で原因を判断して、色んな方法で伝えたり、読み取らなければいけません。

そこまでをレッスンの中に組み込んでいる手話教室は、他に無いのではないかと思います。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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