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NA花井盛彦手話教室【NA】初級 5月4日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】初級クラスは「日本語とのズレ」です。 「口が悪い」 「ズケズケと言う」事をさすことが多いですが「悪い」と聞くと「病気」「不格好」ともとれますね。 他にも「食欲がない」時にも使われるそうです。 「悪い、悪かった」 と謝るときにも使いますよね。 ですが、日本手話で考えると、人差し指を鼻の前で倒す「悪い」よりも合う単語はたくさんあります。 「ちょっと」という言葉も「ちょっと良いですか?」と、とりあえず前置きをよくしますが、本当に「ちょっと」だった事は少ないかもしれません。 「口が軽い」は、考えなしに右から聞いた内容を左にペラペラと話す表現がピッタリですね。 「口が軽い」と言うと「身体が軽い」と同じように「サッパリした」みたいな意味合いに感じる人もいるそうです。

「膝が笑う」は、「が」や「を」の様な格助詞をNMMで表現する日本手話だと、上手に表現しないと「膝を笑ってる(笑われてる)」のか区別がつかないかもしれません。 「峠を超える」は、単語の動きだけで見てしまうと、何だか達成感のある言葉に感じてしまいます。 ですが、病人が言われた言葉だとすると「危機的な状況は脱した」けど「治った」とは言い難い状況ですよね。 「手が届かない」 条件を満たすことができない、お金が足りずに購入できない、目標に到達できない…など、届かない理由も様々。手話で言葉のままに表すと、物理的に届かないと勘違いしそうです。 「言葉」にとらわれずに、見た事そのものや動きを伝えることが大切です。 日本語は世界一難しい…と言っている外国人もいますよね。 ある外国人の方のSNSで見ましたが 『トイレ清掃中 ご協力お願いします』 この意味は 『手伝ってください』 ではないらしい… この場合我々ができる協力は 『別のトイレを使う、もしくは滑って転ばないように気をつけて使う』だ。 相手がどう解釈してるか?伝わってるかな?常に意識していきたいですね。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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