top of page
  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 10月29日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラス。フリートークから、気になる箇所を直していきます。

振替出席の生徒さんが何名かいましたので「振替?」と質問します。

前倒しの振替なのか、後日の振替なのかによって、手の位置も変わってきますので、注意が必要です。 「即位の礼見た?」

「気になる動作があって、ネットで調べたんだけど…」 この「ネットで調べた」 「調べる、確認する、調査する」 ①指文字の「め」を片手で作り、目の前で小さく円を描く ②ピースサインの指を少し折り曲げ、指先を目に向け、両目の前で左右に動かす。 この2つは使うときの意味が違ってきます。それぞれに合った流れを考えましょう。 この時、つい色んな説明をしてしまいたくなりますよね。でも今は、端的に話すことを求められます。手話単語は3つくらいで流れを作ると良いですね。

・殺人があって、警察官が犯人を探してる。 ・停電なのに懐中電灯がない…探したら…あった!良かった ・起きたら猫がいない!みんなに探すのを依頼。

参考書などでもし、例文として載っていたとしたら ・人を探す ・懐中電灯を探す ・猫を探す だけのことが多いですよね。音声でのコミュニケーションの時になんの脈絡もなく「人を探す」とだけ伝える人っていないですよね? 誰がどんな理由で誰を探しているのか?そこまでを意識してこそのコミュニケーションです。

・空港で預けたスーツケース。ベルトコンベアから流れてくる自分の荷物が、間違いないか確認する。 ・部下が持ってきた書類をよく確認し、印鑑を押す 書類に目を通して確認し、頷いて印鑑。つい、頷きと印鑑を同時進行にしてしまいますが、頷く(認めた瞬間)に印鑑を押すのは不自然ですね。 

・見たいTVの時間を確認 「今日、TV、時間忘れた」新聞を広げてTV欄を見て確認する動作をしています。 もちろんわかりやすいし、OKですが、もしかしたら時代的に新聞にTVの時間が載ってるの?と思われてしまうかもしれません。TV画面の番組表や、スマホで調べるなど、リアルにしていきましょう。

「会話でそんなこと言わない」事を一生懸命覚えても、手話でろうとコミュニケーションは取れません。単語や文章ばかりにこだわらず、ナチュラルな会話を目指していきましょう!

今日もお疲れ様でした。


0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page