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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 2月20日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、「日本手話に合う?」でした。


花粉症

「花、花粉が自分に飛んでくる、病」と手話単語には載っていますが、確かに以前ろう者の知人に「ううん。私、花は平気!杉がダメ(アレルギー)」と答えられた経験があります。そして、確かに病気なのですが、あまり「病気」として認識されていないので違和感もありますよね。「木から飛んできてクシャミ」や「飛んできて鼻水」の方が十分伝わりやすく感じます。


開発

両手でグイグイッと何かを探る様な手付きをします。

「ビルの開発をしている」

「この辺の土地は来年開発される」

「新しい掃除機を開発した」

日本語文章だけで見ると全く違和感がありませんが、手話で表現してみると、手の動きは何かを探したり、研究したり、深く関わっていく、深く掘り下げる様な動きに見えるので違和感があります。

「教育現場では、子どもたちの気持ちを知りたい」

これにも「開発」の単語を使いますが、日本語で「教育現場では、子どもたちの気持ちを開発したい」と訳すとおかしい(合わない)ですね。

日本語文章にこだわらずに、手話、動きに合っているのか?を話し合っていきました。


頭の中で日本語を作ってから、それに手を乗せようとすると、やっぱり違和感やズレが出ます。

日本手話は日本語とは違う言語だということを再認識します。


日本手話を使うろう者も、日々「日本語」に触れているので、全く伝わらない訳ではありません。

ですが、ニュアンスが伝わっていなかったり、自分の中での当たり前が人とはズレているというのは、よくある話です。

ろう的手話、ろう文化を根本に置いたレッスンなので、ろうに伝わる表現が習得できますね。


今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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