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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

ちかコラム #1


こんにちは!初めてコラムを担当させて頂きます、ちかです。よろしくお願いします。

今回のコラムでは、1月からNA花井盛彦手話教室に通い始めた私から見た教室の魅力と私の経験をお話しします。

私は高校生の時に地域の手話サークルに2年ほど通っていたのですが、受験期、大学入学後は忙しくほとんど通っていなかったので、教室に通い始めた3ヶ月前はほぼ初心者レベルだったと思います。ASL(アメリカ手話)と日本手話の混ざったルー大柴のような手話をしていました(笑)(今もまだ混ざりますが...)

というのも、私は昨年1年間アメリカに留学しており、そこで聾者の先生からナチュラルアプローチでASL学びました。花井先生も日本語を使わない、声を出さないナチュラルアプローチで日本手話を教えてくださいます。初回の授業を見学に行った時には「アメリカで受けたのと同じ本物の手話の授業だ!」と嬉しくなりました。

その時に他の生徒さんたちが数ヶ月〜1年ほどの手話歴だと聞いて、みなさんの手話の上手さに驚きつつも納得しました。私も1年間ナチュラルアプローチで学んだASLの方が数年間サークルで学んだ日本手話よりも得意になっていたからです。

私にとってはすでに声を出さないで手話をすることが当たり前になっていましたが、もしかしたら、ナチュラルアプローチでの授業を不安だと感じる人、今まで声を出して手話を学んできたために違和感を感じる人もいるかもしれません。でも、そういう人にこそぜひ花井先生の授業を体験してもらいたいです。日本手話は日本語とは違う言語であること、日本手話にしかない表現がたくさんあることがわかって、もっと手話の勉強が楽しくなるはずです。

私も「これ日本語では何?」と考えてしまうことがあるのですが、手話学習者にありがちなことだと思います。日本語を母語とする聴者はどうしても手話表現を日本語に置き換えようとしてしまうのではないでしょうか。でも必ずしも全ての手話表現が日本語に置き換えられるわけではありません。

(例えば、「お疲れ様です」という日本語は英語で何と言いますか?”Well done.” “Good job.” などは近いですが、どちらもぴったり同じ意味だとは言えません。日本語独特の表現なのです。日本語と日本手話の関係もそれと同じことです!)

ではどうやってその表現を学ぶのか?花井先生はそれらをイメージと結びつけるようにして教えてくださいます。最初はぼんやりとしたイメージしかわからない時も、みんなでその手話表現を使った短い例文を考えるのでだんだんと意味が掴めてきます。私はこの3ヶ月で日本手話独特の表現をたくさん学ぶことができました。”本物の日本手話”を学びたい人はぜひ花井手話教室での授業を体験して欲しいです!

もっと上達できるように4月からも頑張ります!みなさんもぜひ一緒に日本手話を学びましょう〜!


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