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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 6月16日(木)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】ステップアップクラスは、ショートフィルムからスタートです。 先日アップした新シリーズ「しりとり」 家の次に「代表、トップ、先頭、卓越、抜き出る」の単語がきました。参考書に載っている日本語に「え」がつきませんが、「え」のつく意味が同じ言葉を探していきます。 野球で使われることが多いですね。 「単語のしりとり」は、単語を覚えるには有効ですが、学べるものはそれだけになってしまいます。 「イメージのしりとり」は、想像力や表現力が養われるのはもちろん、「言葉」だけでなく「情景」も相手と共有できるので学びは深いですね。  「イメージのしりとり」をしていきます。 月→星 もっと意外性のある答えがほしいなぁ…と花井先生から。

例えば 月→空を飛ぶ自転車 これだけで満月をバックに自転車が飛んでいるETの有名シーンが目に浮かびます。 そこからは、魔法(実際は空を飛ぶのはありえない魔法の様な出来事なので)だったり自転車に焦点を当てても広がりますね。

この「イメージのしりとり」はとても手話学習には重要です。 手話学習をしている聴者は第一言語は日本語ですよね。日本語音声には具体的なイメージがないので「ある共通した性質」を発見するのに便利と言われていますが、手話では具体的なイメージからくる制約があります。 例えば「使う」 日本語音声だと「お金を使う」「頭を使う」「人を使う」「車を使う」「足を使う」全てに同じ文字と読み方が入ります。 使うの意味は「それを、ある物・事の為に働かせる」なので「何をどう使っても」全てが共通した性質と言えます。 ですが、イメージが先行する手話では、お金は払うものであり、頭は考えるもの、人は依頼や指示や命令、車は運転、足は歩くか走る…と、具体性が重視されます。 ここに「日本語に拘りすぎると手話が上達しない」理由があります。 第一言語である日本語を捨てるのは、なかなかできません。ですが、レッスン中の90分には、花井先生が考えた日本語にこだわらない考え方ができる工夫がたくさん隠されています。 ぜひ、皆さんも体験してみてくださいね。 今日もお疲れ様でした。



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