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NA花井盛彦手話教室【NA】入門 8月30日(土)

  • 執筆者の写真: HANAIプロダクション
    HANAIプロダクション
  • 9月25日
  • 読了時間: 2分

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門クラスは、前回の続きからスタートしました。


高い、低い等、対義語を学んでいきます。


  • 金持ち、貧乏

  • 広い、狭い

  • 深い、浅い

  • 硬い、柔らかい

  • 厚い、薄い


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日本語での話し言葉通りに手話単語を当てはめると、日本手話では通じない事もあり、ズレの原因になります。


友達と深い仲

「深い」の単語ではなく、固く手を握る。


深い傷

どんなに酷くても、「地下まで届きそうな傷」には違和感があります。ズバッと切れている感じや、重い等の方が伝わりやすいですね。

それだけでなく、「深い傷を負う」には「精神的ダメージを受ける」という意味もありますね。

その場合は『ショック』という単語を使います。

表情の強弱や手の動きの強弱の使い方によって意味も変わってきます。

日本語を当てはめると、ズレがおきます。

イメージは本当に重要ですね。


広い道

日本語では「大きい道路」と言いますが、3車線だと「大きい」。路肩に駐車スペースがある様な道は「広い」。

3車線の場合も、単なる「大きい」という単語だけではなく、3車線で車が行き交う様子を示す事が多いです。


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今までの対義語を使って、例文を作っていきました。


背が高くて強い人が好き

「強い」とは?

喧嘩が強いのか?身体が頑丈なのか?心が強いのか?

一つの単語だけでは細かく伝わらず、補足が必要になりました。


プリンは固めの方が好き

「固い」の単語よりも、プリンの単語の表現の仕方で語彙を広げていきました。


ろう者がよく使う「〜の方が」の単語があります。

振り払う様な仕草なので、否定の意味と捉える手話学習者が多いですが、違います。


絶対に固いプリンじゃないと食べない!と言うほど好きであれば、「〜の方が」は使いません。

「どっちかと言えば、固い方が好き」の時に、「〜の方が」を使いましょう。


実際に例題を作り、「あ!こっちの表現の方が細かく伝えられてわかりやすい」と気づいていくので、とても学びが深いですね。


今日もお疲れ様でした。


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読んでいただいてありがとうございます!


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