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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 9月12日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。 今日の【NA】入門クラスは、位置やロールシフトです。 発表会の練習をしました。 「○の斧」 木と池の位置は、その後の話までを考慮して決まります。 木こりが右利きで、斧を木から抜くときに斧が飛んでいく場合は、向かって右側に池がなければ、斧は池には入りません。 自分の目の前(同じ場所)で、単語だけで伝えようとすると、相手はよく見ていないと意味がわからなくなってしまいますし、知らない単語が出てきたらアウト。そして何よりつまらなく感じてしまいます。 かといって、アグレッシブに右を向いて、左を向いて、乗り出して、立ち上がって…と全身を使うと、見ている人は疲れますし、他の人に見られたら恥ずかしいですね。 体幹は動かさずに、自分の前の空間を上手に使っていきます。

警察官と泥棒の関係で「位置や方向の練習」をしました。 自分が泥棒、右前方から警察官が来て、目が合って、泥棒が左に逃げる。 「逃げる」の単語だけで伝えようとすると、警察官が立っているはずの位置に突撃するように向かっていく 事になってしまいますね。 発表会では、そんな工夫された位置関係も注目です。 単語は参考書でも学べますし、どこでも誰にでも教えることができます。でも、位置や方向、ロールシフトは教えるどころか、正しく表現している手話講師も少ないかもしれません。 動画で見るネイティブサイナーの表現は、真似するのが難しかったり、ちょっとしたニュアンスがどういう意味なのかわからないこともあります。つまり、真似したところで自分のものとして使うことができません。 真似したいネイティブサイナーの上に、長年の経験を活かした手話講師は数少ないです。 興味のある方は、9/24(土)の手話発表会で確認してみてくださいね。

今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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