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NA花井盛彦手話教室【NA】初級/ステップアップ 2月3日(木)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】初級クラス(35分)は、「覚悟」「しょうがない、仕方ない」です。 五指を少し丸めて、指先を顔に向けておろします。 参考書には「つまらない」という意味で載っていることが多いですね。 「つまらない」と訳す時は、前後の文脈でも区別がつきそうですが、「覚悟を決めて○○」と「仕方ないから○○」は前後の文脈は一緒でも、表情を変えるだけで全然違う意味になりますね。 例えば、飛行機に覚悟を決めて乗るのか、仕方なく乗るのか。 もし、険しい表情でこの単語を表現していたとしたら「〇〇のために、覚悟を決めて飛行機に乗った」と訳さなければいけないのに「〇〇のために、仕方なく飛行機に乗った」と思われてしまっては、受け取る側は全然違う印象を受けますよね。 また「覚悟」にも違う表現があります。 切腹を思わせる動きをしますが、この「切腹」の方の覚悟と、今回の覚悟、どちらを使うかも区別が必要です。 「人生を賭けた重い決め事のときと、日常生活の覚悟?」 「死に関連した覚悟と、気持ちの上での覚悟?」 色々な意見が出ましたが、「時間が迫って選択(行くか?逃げるか?)をしなければいけない時」は、今回の覚悟を使い、「時間に関係なく、悩んで決めた覚悟は切腹」の方が合っているそうです。 なるほどですね。


【NA】ステップアップクラスは、「ろう的表現」です。 手話初心者さんや、受け身のレッスンが主体で学んできてしまった手話学習者は、相手の話を聞いている時の「反応」に乏しいですよね。 「わかってる?」以前に「聞いてる?」と質問されてしまう事も…。 もちろんステップアップクラスは「話し甲斐のある反応」が身に着いていますが、「へぇ」「なるほど」「本当?」とバリエーションが乏しく、「自然な会話の中で、今まで学んだろう的表現を使う」がテーマになりました。 「オーバー」「なんで?(ポ?)」は、割と使い慣れてきましたが、 口元から、すぼめた手を開きながら前に出す「珍しい(プ)」 すぼめた手を身体の前で開きながら出すのは「あり得ないでしょ?それはないわ〜(パ)」の様な時に使います。

ろう的表現は、手話上級者でも意味は知っていて、例題としてなら使えるけど、雑談で出てこないものが多いですよね。 使ってこそ、自分の言葉になりますし、使えれば盛り上がり、お互いが気持ちの良い会話ができます。 学生時代の科目の話にもなりました。 国語、数学、体育、理科…。 好きな科目、苦手な科目とみなさんもありますよね。 「数式とか、こんなことを覚えて何になるの?」と、誰もが一度は言ったり、友達から聞いたりしたことがあるかもしれません。 ですが、将来何か一つを極める仕事に就いたとしても、人生はバランスが大切です。色んな可能性のために勉強したり、色んなことを知る。何事にも興味を持つことが大切ですね。 今日もお疲れ様でした。

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