NA花井盛彦手話教室【NA】入門 11月8日(土)
- HANAIプロダクション
- 5 時間前
- 読了時間: 3分
【NA】入門クラス
「会話力」
手話を勉強していても、ろう者に伝わらないとよく聞きます。
手話学習者にありがちな、単語だけを並べたり、日本語主体だったり、それももちろん大きな原因の一つですが、やはり最難関は「会話力が足りない」事。
テーマを元に「会話力」をつけていきました。
相手ありきのレッスンで目線や間を学ぶ
テーマは
ろう者、難聴者、中途失聴者
それぞれの特徴を、お互いが顔を見合わせて話していきました。
ろう者とは?
日本手話が主体
中間手話を使うろう者も多い
ろう的手話表現
日本語とは異なる、全く違うものです
表情豊か
電話での通話は出来ない
筆談も有効
文章が苦手
筆談が通じない時がある
ろう者あるある
インターフォンのみだと気づきにくい(聞こえない)
視界に入らずに話しかけられてもわからない
ストレート、はっきり物を言う
外国人の様にストレートなコミュニケーション文化
難聴者とは?
補聴器をしていることが多い
ろう者にも補聴器はいる
補聴器だと、どこから音がしているかわからないので不便
口話、口開を大きくはっきり使う
補聴器を使って声を聞きながら同時に口話を読み取れる
読術が得意
口話が不可な環境が苦手
離れた人との会話
電車等のアナウンス
大人数での会話
マスク等、口が見えない時
友達が少ない
日本語主体の対応手話が多い(日本語対応手話)

「友達」の単語を知らない生徒さんに説明します。
学校で、座っている(生徒)人たち
→ クラスメイトは友達かもしれませんが、それだけでは想像がつきません。
仕事、否定の首振り
→ 職場の同僚は友達とは違うかもしれませんが、それも曖昧ですし言い切れません。
キャプテン翼
→ 「ボールは友達」のフレーズが有名です。「友達」の単語を知っている人は容易に通じますが、知らない人には難しいです。
楽しくお喋りをしたり、食事をしたり、普段「友達」としている事を動作で表します。
また
ドラえもんのジャイアン、スネ夫、のび太 → 友達
のび太とのび太のお母さん → 友達じゃない
と表現し、理解を深めていきました。
相手に伝える基本を学ぶ
NA花井盛彦手話教室では、必ず相手ときちんと向き合って会話をします。
真正面に一対一で向き合う教室をたまに見ますが、そういう物理的な問題ではなく、「相手に伝えようとする」「どう伝わったか考える」「確認する」の基本を全クラスで学びます。
単語の数を多く覚えていても、それだけでは会話はできません。
相手が受け取れるコミュニケーションを心掛けるのが手話上達の一歩ですね。
今日もお疲れ様でした。

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