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NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 1月25日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【コミュニケーション】基礎クラスは「でも、〜〜の時、使う」の様な、ネイティブサイナーはあまり用いない単語について考えていきます。 まずは、何故用いないのか。 NMSやNMMで表現する事が多いのと、他の表現の方がより良いからですね。 例えば 「怖い、でも行く」 を日本語通りに単語のみで表すと、そのままの意味にしかとれませんが 「怖い、悩んだ表情、頷き、行く」→怖いけど行かなきゃいけない理由があって、意を決して行く 「怖い、嬉しそうな表情、頷き、行く」→怖いもの見たさ この様に、会話の幅が広がります。 「使う」は「パソコンを使う」と表現したかったら、パソコンを使っている動作を表現します。 日本語で「人を使う」と言いますが、日本手話にすると何でしょう? 「上司が部下に命令をしている」表現をしましたが、それだとブラック企業のイメージ。 花井先生は「コントロールする」を表現しました。  確かに…人をボールペンやパソコンの様に「自分の思い通りに」使うのではなく、責任と管理の元で一緒の目標に向かっていく…と考えると、コントロールが一番しっくりときますね。 自然な日本手話を学ぶ事で、綺麗な日本語も考える機会になります。 日本語はとても不思議な言語ですよね。 日本語の表現方法というのは、明らかに他の言語にない細かいニュアンスやキャラクター性まで紡ぎだす性質があります。 語尾の言い回しひとつで、なめらかに聞こえたり、丁寧、上品、かわいらしい、凛々しい、カッコイイ、荒々しい、のんびり屋、田舎者、キザ、偉そう…などの区別をつけることができますが、手話でも同等…いや、それ以上に表現は豊かにできます。 私は、初めて花井先生に「かっこ良く表現したい、可愛い表現をしたい…喋り方と同じで手話にも個性があるんだよ」と聞き、花井先生に手話を学べて良かったなと思いました。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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