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NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 2月26日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【通訳】総合クラスは、「日本語と日本手話のズレ」です。 例えば「足を洗う」 これをそのまま「足、洗う」と単語のみで表すと「足だけ洗うの?汚れちゃったの?」と思う人がいるかもしれません。 それを自然な日本手話にすると何?を話していきます。 私もそうですが、みなさん「言葉の意味をそのまま日本語で説明」してしまいます。 例えば「悪い事をやめる」「やくざの世界と縁を切る」。 もちろん間違えてはいないのですが、花井先生は「心を入れ替える」と表現しました。 確かに、やめたり、縁を切ったりした上で改心するところまでが「足を洗う」。 日本語に拘らずに一言で深くまでを説明しています。 次は「足が出る」 これもまた「予算オーバー」を説明したくなります。 「5人の飲み会で会費が3000円。会計が18000円。3000円オーバー」 ややこしいですが、3000円は「オーバーした」よりも「足りない」の方が自然ですよね。 昔、講演会で聞いた内容ですが、病院での通訳時に「坐薬」の説明で、指文字を使ったら「わからない」と言われ「座る、薬」と表現したら「座って飲む薬」と伝わってしまったとか。 伝えなければいけないのは「意味」なのに「言葉」だけを伝えてしまうと、こういう結果になってしまうんですね。 今日は、生徒さん4人で相談する事に重きを置きました。 一人が手話をしていると、どうしても他の人は読み取るのに夢中で無反応になってしまいます。 無表情で微かに頷くだけではなく、音声でのやり取り同様、相槌やリアクションを大切にしていきたいですね。 今日は難しく厳しいレッスンです。 言葉の通じない異国の地に行けば、苦労はするけど、その国の言葉は確実に覚えます。 楽しく冗談を言い合ったり、厳しく自分に向き合ったり…。上達する理由がここにある、と実感したレッスンでした。 今日もお疲れ様でした。

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