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​発表会から学ぶこと

#7 対応力

この世の中には、いろいろな人がいる。

その中で、合う人もいれば合わない人もいるのは当たり前のことだよね。

 

そんないろいろな人がいる中で、

発表会にむけチームで力を合わせ、心をひとつにしてなにかを作りあげる。

 

発表会とはそういうことを学ぶことの出来る場である。

 

 

オレ、今まで発表会にむけての状況を見てきて、気がついたことがある。

 

通常の授業の中では、

なかなか生徒同士の会話や相談、話し合いの機会は少ない。

 

相手の顔を見て話し合うことによって、相手が理解してるのか、してないのかもそこでわかる。

 

あの人とは合わない、考え方や意見が違う、苦手だから…などと壁を作るのではなく、

まず自分の対応力を磨くことが大切なことだよ。

 

相手に歩みより、合わせ、その人を引き出してあげる。

そしてそれは、自分の成長にもつながる。

普通の授業では学べないことだよね。

 

 

発表会の練習で生徒さんたちもいろいろ気が付くことがあると思う。

 

その場で臨機応変に対応するということも学べると思う。

 

社会でも対応力って大事でしょ。

 

生徒さんだけじゃないよ、オレも教える立場だけど同じだよ。

今と10年前手話を教え始めた頃と比べると、全然違うよ。

 

今のオレが昔の自分を見たなら、本当にまだまだ足りないなと感じるはずだよ。

 

10年以上をかけて、

いろいろ工夫し調整し対応力を磨き経験を積み重ね、だんだんと向上してきたのだと思う。

 

といっても、今で満足しているわけでは決してない。

 

日々これからも向上し成長していきたいと考えている。

 

その場その場でみんなに合わせ対応し、その人を引き出すことは、

今後自分の講師人生においても、すごく重要なことだと思っている。

 

生徒さんも自分も、同じだよ。

対応力を磨き、一緒に歩んでいけたらいい。

 

今まで、発表会から学ぶこと#1~6でみんなに伝えたい大事なことを話してきた。

 

『工夫力』につづき『対応力』もそれに深くつながり、

それらを頭の片隅に入れながら発表会に臨んでもらえたら嬉しいよ。

 

 

発表会、頑張ってな。

 

素晴らしい発表会を期待しているよ。

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