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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(10月9日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の初級クラスには体験の方が3名いらしてくださいました。

今日は空書からスタートです。まずは平仮名、そして次に色々な形を読みとり、空書してみます。

これがなかなか難しいんですよね。

たとえば、〇〇〇と書いてみても、それが離れているのかくっついているのかでは、まったく違う形になってしまいますよね。


そして多くの方が混乱してしまっていたのが左右逆に書いてしまうということでした。

下の図のように三角形を右に長方形を左に書いているのですが、皆さん逆で三角形を左に長方形を右に書いてしまっていました。


確かに、逆に見えてしまうのですが、正しくは話し手から見たものです。ですので、平仮名や漢字ももちろん話し手から見て正しい方向で書いていきます。

難しいと思いますが、ぜひ慣れていってください。

その後は少しロールシフトをやってみます。

もちろん皆さん入門ですし、体験の方も手話は初めての方たちばかりですので、簡単なものです。

とはいえ、手話の基本である目線や表情など大切なポイントはいくつもあります。

相手に物を渡そうとするが遠慮されてしまうや、プレゼントをもらって喜ぶ、飲みに誘うなどなど。


ロールシフトでは1人2役(以上)こなさなくてはいけないので、話し手を分けるのに表情や目線をキチンと表現し分けていきます。

手話を学ぶ上でロールシフトはとてもよく使いますし、とても重要な勉強なんですよね。

他の場所では、日本語と手話を結びつけて、この単語はこういう意味ですと教えることが多いと思いますが、ここでは単語の意味を教えるということはあまりありません。

もちろん、すぐその場で意味が分かれば納得もしますし、安心もできます。でも、そこで満足してしまっては後々イメージ力や想像力も伸びず、結局ろう者と会って話しても実際はあまり通じないということが起こってしまうんですね。

最初は気になって消化不良でもやもやするかもしれませんが、実際にろう者と会った時に通じる手話を学ぶにはそれが一番の近道になるんです。

ですので、表情や動きを見ながら何を言っているのか頑張って想像してイメージする癖をつけてみてください。

どんな言語でもそうですが、相手の言っていることが分かってくると楽しくなってくるんですよね。これから少しずつ分かっていくとどんどん手話の勉強が楽しくなっていくと思います。

ぜひ楽しんで勉強をしていってください。

初級クラスでは、前期から人数が倍に増えとてもにぎやかな雰囲気に(笑)


ほとんどの生徒さんが発表会に参加されていたので、その感想を話し合っていきます。

・発表会まではすっごく緊張していたのに、いざ本番になってみると

 意外と緊張しなかった。

・お客さんの顔を見てたら緊張して色々と忘れちゃった。  

などと、対照的な意見も(笑)

そして、発表会でそれぞれやったものをちょっと再現してみます。

やる気マンマンの方から、1週間経って忘れちゃってるからムリー・・・など反応はさまざま。

もちろん「ムリー」と言ってもダメなんですけどね(笑)

でも、今までだったらムリだと言ったら、やるまでにすっごく時間のかかっていた生徒さんも、すぐに覚悟を決め前に出てきてらっしゃいました!これには本当にビックリ。皆さん、前よりも積極性が出てきているんです!

本当に素晴しいです。


そしてその後は、1~10の数字を使って何かストーリーを考えます。

例えば、釣り①に出かけ、タバコ②を吸いながら魚が食いつくのを待ちます。海の中にはわかめなどの海草③が生えていて・・・・といった具合に表していきます。


皆さん、2人1組になって一緒に考えていきます。

10までではなくても、できる範囲でOKです。

そして、③の数字では三茶という表現が。

さすが教室が三軒茶屋にあるだけあって、その地名が出てくるんですね(笑)

その後は初恋について・・・。

花井先生の小学校のときの同級生の初恋話。本当に笑えました!

ここで書くのは控えますので、気になる方は教室に来たときに花井先生に尋ねてみてください(笑)

皆さん、お疲れ様でした。

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